桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

私たちの幸せな時間

2012-02-04 | Weblog
渋谷の映画館、ユーロスペースで死刑映画の特集上映が始まった。
今日は誘われて韓国製の映画を見たが、罪、罰、償い、赦し、愛、図らずも人を殺めて死刑囚となった男の苦悩と慟哭。愛する者の命を理不尽に奪われた人の煩悶と嘆き。恵まれた家庭に育ちながら若いときに暴力で受けた心の傷で投げやりに生きる女性と死刑囚の触れ合いと再生。総てが心に刺さる素晴らしい映画だった。
終わって映画館を出て来たらば、いきなり知らない男性から「こんなに泣いたのは久しぶりだ、いい映画だった」と話し掛けられたが、きっと同じ感動を共有した俺に話し掛けずにいられなかったのだろう。
死刑映画特集は、10日まで、続く。多くの人に見て欲しいものだ。

ハチ公前

2012-02-04 | Weblog
今日は死刑映画の特集を始めた渋谷の映画館に誘われた。
久しぶりに来たハチ公前広場は、古い東急の電車が置かれ、昔の渋谷の写真などが展示されていた。
ハチ公前には、早くから沢山の人たちがいて、昔と変わらない風景だった。
電車内からハチ公方向を撮った写真。

事務局会議

2012-02-04 | Weblog
昨夜は守る会の会議だった。もう残務整理だから参加人数も少なくて、昨夜も6名。4月の映画の件、ニュース発行の件、国賠支援組織立ち上げの件などの話だけで、簡単に終わってしまった。
終わった後は、皆さんで馴染みの中華店のロジェへ。5月の解散まで、あと3回の会議になった。