職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

ノリとツッコミとまではいかなくとも

2021年11月20日 | ヤスさん日記
今回の満月は
月蝕でもありましたね。
門司港から
早朝に大阪南港について
堺のデニーズで一服。
関西の空気って
なんか
今の私には必要な風のような
気がしています。
それは
ユーモア。

昨日も
銅鍋づくり体験で
月蝕の話を見逃した
とゆう話をしていたら
「めっちゃいい写真撮れたんですよ!」
とロールスクリーン越しに
話しかけてくれた女性。

こんな空気感が
どうして醸成されたのか。
多くの人が交わる地域だからこその
コミュニケーションなのでしょうか。

今の私は
そんなユーモア溢れるコミュニティに
元気をもらっています。


とゆうものがあるからこその
このコミュニケーションなのですね。

16歳から社会に出ているだけに
敬語が抜けない私には
ノリとツッコミ
とまではいきませんが
言葉の柔らかさくらいは
身につけて帰りたいと思う
職人なのでした。

さて
関西も始まったばかり
今日は堺市巡りでひと休憩したら
明日は岡山へと向かいます。
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地球の眼差し

2021年11月19日 | ヤスさん日記
ホテルで朝食をたっぷりいただき
ベットでゆっくりと過ごして
お昼前にチェックアウト。
この二日間
読みたい本を集中して読めるってことが
どんなに嬉しいことなのか
と感じています。
気持ちの良い港町のホテルで
自分を整える時間も終わり
また
始まりの始まり。

旅に出ると
人情に触れていることを
実感しやすいですよね。
地元でも
沢山の方々の人情に支えられているのですが。
きっと
旅情と言われるものがそうさせるのでしょう。
いつも支えてくださるみなさんにもい
感謝の念が湧いてきます。

今日も
コインランドリーで洗濯をして
港近くの床屋さんで丸刈りしてもらって
近くの魚屋さんで買い物をして。
その魚屋さんにはキュートなおばちゃんがいて
ついつい買い過ぎてしまうのです。

そして
フェリーに乗ってほっと一息。
海を眺めながら思いますよ。
人類の行く末なんかを。
地球とゆう生命体は素知らぬ顔で
ただただ美しい風景を私に観せてくれていますが。
ほんの束の間
ここを間借りしている人類を
どんな風に眺めているんだろうか
なんて思いながら。

大きな生命体は
愚かな私たちを
どんな眼差しで見つめているのか。

ほんの間借りしている分際で
でも
生命が紡がれていることを愛おしく思う
ってことでしょうかね。

スーパーの横の床屋さんで
気合の1ミリ
1年振りの銅鍋づくり体験ツアーも後半。
今日から肩の力を抜きながら
励むとします。
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気になる人

2021年11月18日 | ヤスさん日記
ジャン=ジャック・ルソー
30年以上前の
中学社会科の授業でその名を見たような気が
ほんのりします。

先日の読書会での課題本にも
歴史上のいろんな人物が出てきますが
気になる人一番
ジャン=ジャック・ルソー。

調べてみると
一般意志とゆうキーワードが
とても気になります。

どうも
20世紀のファシズムで使われてしまって
評判が良くない言葉のようですが
市民活動を続ける私としは
とても気になる。

東浩紀さんが
現代に落とし込もうと思索を広げてくていますが
「街場の生活者としての
 膨大なつぶやきの集積から解析できる
 集合的無意識。」
とでも言ったらいいのでしょうか。

常に使われるようんあ
みんなの意見
とゆう掴みどころのない言葉ではない
らしい。
とゆうことは理解できました。

ルソーはその一般意志を
方程式で導き出せると言っていたそうです。
それは
声を届けたいと思っている人の言葉ではなく
生活の中でつぶやいた言葉の集積から立ち上がってくると
東さんは言っていると私は捉えました。
また
それだけの情報技術が今はあると。

市民活動を行う上で流されないためにも
捕まえておかないといけない言葉なのかな
なんて思いながら
東浩紀さんの解釈を読み進めておりました。

特別に勉強なんてしなくてもいい
なんても思うのですが
今回の読書会でも出てきた
主体があり客体があるのではなく
関係性の中で常に変化してゆく
とゆう
自分の変化が面白くて
いつも学びたい欲求があるのかもしれません。

それも
読書会とゆう多彩なメンバーや
つばめの学校メンバーとのやりとりは
その変化が面白い。
さて
関門海峡を眺めながらの大休止も
健やかに過ごし
今日から職人始動です。
ながさん
11月も折り返したことですし
そろそろ12月の予定をたてますか。
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大休止します

2021年11月17日 | ヤスさん日記
福岡での充実の日々を過ごし
いつもの常宿である門司港へ。
こちらのホテルは
関門海峡を見渡し
ゆっくりと過ごせるホテル。
従業員の方々の気配りも行き届き
私がゆっくりと連泊したい
とゆうことを
叶えてくれるホテル。

今まで走ってきた疲れが
ぐっと出てきたようで
昨日は
夕方にホテルに付き
湯船に浸かって
早めの食事を済ませたら
19時には寝てしまいました。
やっぱり
ほっとすると
疲れはでるもんだな
と。

そうそう
門司へゆく前に
井田さんが住んでいた
久留米にも行ってきたんです。
井田さんの画集を刊行するため
井田さんの絵を集めていて
井田さんの住んでいたアパートの大家さんのところへ。

井田さんが
久留米でどんな受け止め方をされていたのかを
大家さんからもお聞きしたのですが
井田さんは
やっぱり井田さんで。
新潟で多くの人が感じていた井田さん像と
同じで。

ただ
私は井田さんの奥の奥にある
マグマのような何か。
なんと表現していいのかわからない何かが
質を変えて表出している部分が
どこかにあると考えているのです。

それが
今回も大家さんが仰った
頑固なところがある
に近い気も。

就職もせず。
頑なに自分を貫いた井田さん
いや
きっと
貫かざるを得なかった井田さん。

預かった絵と共に
私の旅は続きます。
その前に
関門海峡を眺めながら
大休止します。
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コインの裏表

2021年11月16日 | ヤスさん日記
感染症の前だったら
私はこんなことを思い付かなかった
と思うのです。
ネット環境を使っての読書会。
きっと
以前なら
やはり集まって開催と思ったでしょう。
ZOOMが出てきた時は
システム上懐疑的に思っていましたし。
何が起きているか
実際のところはわかりませんが
この読書会は
facebookメッセンジャーを使って
心地よく開催できています。

地元にいたら
福岡への出張などしていたら
中止とゆうことになりますし
何より
フランスの中村さんの参加も
不可能なことだったでしょう。

けれども
今では
ネット環境が整っていれば
Kindleで本を取り寄せ
どこに居ても
どこの国の人でも
意見を交換することができる。

また
きっと
自由度が高くなった今。
そのような環境で
それぞれの場所に住んでいる感覚を
共有する必要もあるのだろう
とも思ったり。

何事もコインの裏表。
ネット
とゆうものが
良きことも
悪しきことも一体に
私たちに絶大な影響を与えている昨今。

良きことのひとつとして
この読書会の有意義な時間は
実感として語れるようになりたいな
と思う職人なのでした。
そして
その良きことの積み重ねで
より良い社会につながりますように。
コインの裏表
悪しきことも一体であるとも捉えながら。

さて
今日は福岡銅鍋づくり体験も最終日。
参加者さんに大切な時間を過ごしてもらい
その想いを持って帰っていただけるように。
しっかりと締めくくりに
行ってきます。
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ホテルとホステル

2021年11月15日 | ヤスさん日記
とても過ごしやすい宿
を見つけると
その土地に居ることの
行動範囲がまたひとつ広がります。
今回も
前回までの定宿よりも
緑に近いところにしてみたら
交通の便もよく
できたばかりで綺麗に使われており
何よりも自由度が高い
とゆうことが大切で。
3泊4日の福岡の旅も
心地よく始まりました。
ながさん
初冬の東京はいかがお過ごしですか。

ホテルの窓から見える
大濠公園。
中村龍さんの半島を出よにも出てきましたが

紅葉が美しく
きっと散歩にも良い頃合いでしょう。

ホステルの窓から眺めているだけで
心が癒されます。
ホテルではなくホステルだけに
個室では無いのですが
荷物を広げ
眠るだけならここで十分。

5階には
ラウンジもあるし
洗濯機もある。
私のような
車での長期出張には
とても良い宿です。

今夜は
その宿から
フランスの中村さん
新潟の3名と読書会。
こんな試みを
ホステルのラウンジで
どんな心の時間になるのか。

さて
今日は
銅鍋づくり体験も二日目。
張り切って参ります。
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立派な青年になって

2021年11月14日 | ヤスさん日記
まだ夜が明けぬ
新門司港から
九州高速道路を走り
一路福岡へ。

この度の
ひとつのテーマでもある市民活動。
所謂
市民活動を続けていると
年月を経て
素敵な再開もあるものです。

15年ほど前に
長岡高専とゆう特殊な学校に在籍し
四国八十八ヶ所巡りをしたり
面白いことを考えては実行していたり
青年海外協力隊として旅立った若者と
福岡で酒を酌み交わすなんて。

歳は離れているけれども
当時から
死生観や人生について
語り合った仲間。

彼は
相変わらず真面目で
そして
人生を楽しんでいるようでした。
あの青年が
立派になって。
私も歳を取るもんだ
と思う爽やかな朝です。

福岡に来たら
美味しいものを教えてくださる
お二人ともご一緒でき
幸先の良い夜活の日々も始まり。
さて
今日は福岡二日目。
張り切って
穏やかに始めるとします。
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市民活動再興

2021年11月13日 | ヤスさん日記
1日車を走らせて
大阪南港の夕暮れは
ほっと一息を深くつかせてくれます。
1年振りの西日本ツアー
車を走らせることによって
一人頭を整理することの大切さを
感じさせてくれますね。

今回も
お供はパソコンの動画配信サイト。
目の前のことに集中しながらも
耳から情報を入れると
なんとも違う入力感覚があるもので。

その動画を聴きながら
自らの市民活動を振り返っていました。
感染症では
コミュニティの場を大切にしていた各地の市民活動が
集えないとゆう状況もつくりだしていて。

以前から
自由度としてのネットワークか
秩序としての組織かとゆう話にも繋がり。
私が行いたい市民活動は
ネットワークの方だと続けてきましたが。
コミュニティとして
集うことが難しくなった時に
ふわっとしてしまうジレンマを
感じている2年ほど
だったと振り返ります。

他方で
それは
政治思想よりも前の
生活の共有に集う場が在る
とゆうことも
実感できた時間で。
それぞれの色があるから生活があるわけではなく
生活を営む上でそれぞれの色がのるような。

そんなことを
この旅では考えたいなー
と思う新門司港の朝。

世界を変えたい
と思うことすら
何某かのお節介ではある
のかもしれないけれども
それでも
そのマグマは尽きることありません。
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車の思考時間

2021年11月12日 | ヤスさん日記
突然の欠航から
伊丹空港近くのホテルで一晩
翌朝一番の飛行機で新潟へ。
まだまだ
と思っていても
家に帰ると
くたくたになっているな
と思う昼時。
少し仮眠をとって
明日からの出張の準備。

変わらずに
地元で銅鍋づくり体験を続けている
とは言っても
やっぱり
この長距離の準備は
ワクワク感が違いますし
量が多いですし
忘れ物は絶対にできない
とゆう緊張感で
福岡での一日目が始まるまでは
ドキドキ感は治まらず。

明日の朝には出発。
早めに寝ようかとも思いつつ。
しばらく新潟を離れるだけに
近所のもつ焼き屋さんには顔を出しました。
熱燗でおでんをやって。
新潟の美味しさをお腹の中に貯めて
大阪南港へ向けて
旅立ちます。
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感情との向き合い方

2021年11月11日 | ヤスさん日記
突然の欠航
なんて時も
修学旅行の仲間たちは
臨機応変に享受し
その場の楽しみを失うことなく。
こんなみなさんに囲まれて
幸せ者だな
と実感する昨晩。
いろいろとアクシデントが起こるからこその旅。
その問題を
どう受け止め解決できるかは
それらを良き思い出にするために
大切なことだなと思います。

それらは
普段から
より佳くと常に考えている皆さんで
感情も大切にしつつ
感情に流されない経験を
積み重ねているんだろうな
と。

怒っても
声を上げても
その状況は変わらない。
変わらないなら
その現場に居る人たちと
その状況の中で
どうベストの選択ができるのかを
一緒に考える場をつくること。

そんなこんなで
伊丹空港の近くで1泊し
またお酒を酌み交わし。
今朝
出発します。
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