職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

時を経たからこそ

2021年10月30日 | ヤスさん日記
昨日
商売に関して
私の仲間を紹介するために
農家をしている
龍成の母親の従兄弟の家へ
行ってきました。
私が知っていた彼は
まだ中学生。
それから17年ほどの時が経ち
久しぶりに会った彼は36歳。

学校を出て
アメリカへ行き
農家を継ぎ
そして
その考え方を披露できるくらいに
とても賢い人に
育っていました。

いや
私が育っていた
なんておこがましいですが。
あの時の面影が残っているあの顔で
こんな話をするんだなと。

この十数年の重みを
感じたと言いますか。
仲間との商売の話を
私はただ
黙って聞いているだけでしたが
でも
きっといつか
酒を酌み交わすことがあれば
いい話ができる
そんな確信を持ちました。

いや
酒がなくても
お茶をするだけでもいい。
きっと
いい話ができる。

息子のお母さんの従兄弟
と話す場ができる。
きっと
時を経た未だからできること。
時とはそんなもので
いろんなことを溶かして
またひとつの形にするのでしょうね。
コメント
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