もとの水にあらず

ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず。
淀みにうかぶうたかたは
かつ消えかつ結びて
久しくとどまるためしなし。
世の中にある人とすみかと
またかくのごとし。

昨日は
レンコンのきんぴら
をつくってみました。
スーパーでレンコンを見つけた
ってだけなのですが。
そして
語感がよいな
と思って
その語感に従って
つくってみたのです。
正解がわからず
どうやったらいいのかと
考えつつ。

兎に角
美味しかった。

今朝
レシピを調べてみたら
全く違うもものでした。
私の材料は
輪切りのレンコンと
黒ごまと酒と醤油と。

そして
きんぴらの
語源を調べてみたら
浄瑠璃の金平
あの金太郎
に由来しているとか。
ごぼうの歯ごたえと
地味深さが
その金太郎と相まって
きんぴらごぼうができた
ってことで。

じゃぁ
そもそも
レンコンのきんぴらって
どうなんだろう
と思うと
時代は変わるもんだ
とゆう答えが出て来ました。

ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず。
世界がない
そんな世界で私たちは生きている
のだな
と改めて感じた朝のひととき。

ながさん
新潟は今日も暑くなりそうです。
東京
くれぐれも深呼吸を忘れずに
健やかにお過ごしくださいね。