職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

魯山人の晩年

2017年07月10日 | ヤスさん日記
魯山人
とゆう人を
私は漫画 美味しんぼからの流れで
ある程度は知っていた
と思うのですが
昨日は、彼の書を
じっくりと体感する一日。
書の奥深さに触れると共に
魯山人の歴史を学ぶ事で
彼の生き様と選んだ文字に
感じる事が多くありました。

百川異流同会海
「平坦な道も凸凹の道も行き先は同じ
 だとしても選ぶのは貴方もこっちの道でしょ?」
と大先輩から問われている様な
そんな心持ちで
解説を聞きながら涙を堪える職人でした。

書で活躍し
岡星茶寮を建てて
陶に傾倒し
茶寮を追い出され
良寛を愛し。

そんな晩年。
彼がどんな想い出
百川異流同会海
と書いたのか。

窺い知る事ができませんが
それを受け取った私が思う事。

さて
この季節
朝の爽やかさも
すぐに熱に変わってゆきますね。
その熱籠る工房で
今日も叩きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする