ものづくりの均一化

イギリスで機関車が走り出してから
人の力以上の力が
日本にも流れ込んで来て
いろんな方面で均一化が大きく進んだように思います。
時々雨の降る工房で
そんな事を考えながら過ごす一日。
ながさん
東京のアトリエはいかがお過ごしですか。

均一化の流れから
脱しようと美しさを求める人
その流れの中で
プロダクトとしての美しさを求める人。
ものづくりに於いても
そのような流れが
高度成長期辺りには
あったのではないかと思います。

学校とゆう教育の均一化
メディアを通しての娯楽の均一化
土地の括りが広がった均一化

いろんな均一化から
抜け出す方法は
その反対の力でもなく
フラットな場所から人間の手を使った
某かの力で起こるのではないかと思うのです。

均一化が良くない訳でもなく
ただ
そこでは見えない美しさ
また脱しようとしてもみえない美しさが
分け目の前の段階に
あるのではないかと思うのです。

均一にする
とゆうことが
分け目のない
とゆうことではなく。
その前にある微細さの中に
本当の美しさがあるのではないか
と思う夜半前。

この思考は今月末の展示まで
練り上げてゆこうと思います。
それぞれが美しさを追求する前の美しさ
に到達できればと思いつつ。
ながさんも佳き夜を。