職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

長野のひといき

2013年08月18日 | ヤスさん日記
長野にての
束の間のゆっくり時間。
善光寺門前町
そよ風の心地よい
何気ないベンチ。
coffeeのテイクアウトともに
青空と山の緑と本を読む。
なんて贅沢な時間なのでしょう。
こんなひとときが
私達の直感を磨いてくれるのだろな
と思う今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

旅のお供は
安吾さんの堕落論から白痴へ。
その時代の様々な感性が
世の中を彩っているものです。
正しいという世界が
もたらしている今の現状を
いつかの人達はどうみるのでしょう。

ながさん
私達は表現できますね。
それは
どんなカタチに於いても
表現できるということです。

人ひとりが生きるというコト。
それ自体が表現ですしね。

そして
「最近は個の集団が共同体となりうるのか?」
という問いを持っています。
限りなく原初的な問いかもしれませんが
共同体と個
というコトを問い直す事で
今の日本を問い直すコトも
できると思うのです。

戦後の教育が
どんなであったにしろ
その歴史を踏まえつつも
今ここに生きている
私達を通して見通せるモノを
大切にしたいな
と思う職人なのでした。
ながさん
また。
コメント
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