職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

4を受け入れる

2009年10月01日 | ヤスさん日記
ナガさん
いかがお過ごしですか?
最近は既に挽いてある
そんなcoffeeを楽しんでいましたが
手で挽く豆でいれたものは
やはり深みが一層深くなるなと。

3や7や8や
縁起がいいとされる数字や
三や五や九や
支那歴史の中で
度々や沢山や究極や
意味を持つ数字。
数字の持っている感触を
小学生の自分は
ことさらに
気にしていたものです。

遠藤くんのお母さんが再婚し
竹内くんになり
学年があがると
出席番号5番から
出席番号4番に
そんな小学校6年生。

4という数字は
終わりを意識させる
そんな数字でありました。
「自分がなくなれば
 世界は終わるのだろうか。」
そんな問いかけは
一面では合っていたり
一面では違っていたり。

ただ小学6年としては
受け入れざるを得ない
毎日の出席番号。
柔らかい発想の宝庫の
小学6年としては
いかにして
新しい基軸を編み出すかに
必死だった
ような気がします。

いつのころから
受け入れられるようになった
4番
なにものにも代え難く
いつも私に寄り添ってくれていた
「4」という数字が
今はとても大切だな
と思う今日この頃です。

町内や学区内の出来事が
世界事変のようだった
あの頃
あの柔らかい感覚が
思い出す度に
心地よいな
と思う職人なのでした。

さて
今日という日も
心地よく明け始めます。
コメント
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