夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

大井川鉄道

2015-08-30 22:17:00 | ノンジャンル
SL運行老舗の大井川鉄道が経営危機になっている事を知っている方は多いと思います。
つい最近では旅客輸送のダイヤを大幅に減らし、結果観光列車の比重が9割になっているようです。




その原因は通勤客や一般客の減少ですが、やはり地方鉄道のアキレス腱が車ということです。
魅力ある地方鉄道として根強い人気を誇る会社ですが、その観光収入も減少をしているとか。その一つに昼間の観光バスの運転手の労働距離が大きな影響を与えているようです。

二人にすれば問題はないのですが、経費がかかり運賃が高くなったり、人員を回す余裕がなかったりして、行きたいけど行かれないというジレンマもあるようです。
団体客が減れば即減収になる地方鉄道では、二重苦ということでしょうか。

きかんしゃトーマスの登場で黒字に転じたものの、今までの累積赤字を解消するには程遠く、トーマスの使用期限もあと1年ほどのようです。
蒸気機関車の動態保存で頑張る貴重な会社ですから、地域との連携や観光対策を見直さないと存続も危ぶまれますから、今が正念場かもしれません。

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西武40000系

2015-08-27 23:17:00 | 鉄分診療所
昨夜N特派員より、2017年度に新型車両40000系が出るとの情報をもらい、早速西武鉄道のHPを確認しました。



30000系の後継車両の位置づけですが、一部編成の客室用シートに、クロス状態とロング状態に転換可能なシートを装備するようです。
10両固定8本が予定されています。車内装備としてはプラズマクラスターを導入するとか。



で、気になるのは次の廃車はどれになるのだろうかということ。
初期製造の80両という数は9000系と全く同じです。N特派員がこれを置き換えるのではないかと危惧しておりました。
確かに車齢が若い3000系がN101系と置き換わることなく廃車されましたからね。
しかしながら2006~7年で、9000系はVVVF化されていますし、車齢も2017年では24~5年ですからどうでしょうか?

10両固定編成だと主に池袋線に投入されると思われますから、ここで働くN2000系の置き換えではないかと考えます。新宿線に移動させて初期型の2000系を廃車していくのではないでしょうか。既にこの頃になると車齢が40年になりますから、今後も更新工事をして残すとは考えにくいかなと。



初期型2000系は122両ある車両のうち、2両固定の付属編成用車両が34両ほどありますから、これは新宿線では必要な車両と考えると、残りは88両になるので数的には近くなります。すべてが廃車になるかと言えば、更新工事が済んでいる比較的若い車両は残るかもしれません。本線から押し出された初期型が、多摩川線、多摩湖線のN101系を追い出すのか、それとも国分寺線用となるのか、今後の動きに注目したいところです。
詳細は下記アドレスにてご確認ください。

http://www.seibu-group.co.jp/railways/index.html






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扇形車庫と転車台

2015-08-26 22:50:00 | 鈍間建設
塗装をするには天気がイマイチですが、ここ数日の涼しさは逆に窓を開けて塗装ができるので、本日残りの扇形車庫を塗装しました。



前回と同じ手順で行いましたので、ここでは作業内容は割愛させていただきます。



転車台はグレーなのでそのまま使ってもいいのですが、車庫のアクセントとしては色が地味なので、暗めの赤を調色して塗装してみました。TOMIXの転車台のガードは接着されているので、まずはこれを慎重に取り外します。



短いほうが接着剤が2箇所で強く、長い方は1箇所で止まっていました。駆動装置の関係で左右の長さが違うので、後発のKATO製と比べるとかなり違和感を覚えますが、これは構造上の問題なので仕方がないところです。



塗装後にまたはめ込みますが、レールメンテナンスのため接着処理はしていません。固定式の場合は問題はありません。

次に線形車庫の土台部分を転車台の下にはめ込み、レールをつないで最終の位置決めを行います。前回仮位置での罫書をしていますが、実際にレールをつけてみると、6mm程土台の位置が修正となりました。



土台が決まったところで動かないように釘を打ち込み固定します。



転車台から車庫内へのレールはS140とS99の組み合わせになりますが、手持ちのレールが足りなかったので、S280を加工することにして5本用意しました。つなぎ目もないし金額も安く済むので、この方がいいかもしれません。



6本の線路をつないだら、機関庫本体を上からかぶせてしっかりハマるか確認します。機関庫内の床(レール押さえ)がしっかり収まることを確認したら作業は終了です。



これで大物の部分が完成したので、次回は周辺の小物の調整とバラスト散布など、地面ものに突入です。









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700系スケルトン

2015-08-19 22:41:00 | 武蔵野三鷹工場
長年雑誌を購入していると、こんなに場所をとるのかと実感します。
その中でも定期購入しているRMMODELSは、サイズが大きくかなり場所をとる本です。おまけに付録も多い雑誌なので、そういった物を処分しようと思い片付けていると、700系スケルトンが出てきました。



当時は作る予定も気持ちもなかったので処分扱いにしていましたが、近年の新幹線の充実で急遽処分品から復活して組み上げることになりました。





スケルトンボディは接着剤なしではめ込み形の品物です。
唯一の切り離し作業は台車枠だけ。あとは手を加えることはありません。



車輪もスケルトンになっていて、車輪支持体にはめ込むだけです。ここに先ほど切り離した台車枠を取り付けます。先頭側の車輪受けはあわせが少し甘いようで、台車枠を取り付けると車輪が浮いて外れてしまい3回ほど付け直しをしました。





台車枠を組み込んだ後、側面、妻板、屋根の順で取り付けます。
最後に先頭部の連結器カバーを押し込んで完成です。





この車両は計画中の鉄道記念館に常設展示される予定です。



展示用の線路もスケルトンですが、車体より少し短いので展示の時は正規の線路を使用することになるでしょう。



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扇形車庫の塗装

2015-08-12 21:55:00 | 鈍間建設
最近作業時間がとれなくて、かなり遅れてしまった扇形車庫の塗装を行ないました。



製品の色は明るくてきれいすぎるので、給水塔の時と同じように今回も汚しと塗色変更になりました。





まずは、車庫の基盤部分と建物本体を止めているねじを外し、上下分割ができるようにします。レイアウトに組み込んだ際、メンテナンスを行なうには分割ができないと困るので、塗装に合わせて外しておきます。



基盤は少し暗い色調なので、まずこの部分の塗装変更を行ないました。本来はコンクリートの色なので全体的に白色系になりますから、この色に近づけるために、タミヤの明灰白色を全体に吹き付けます。乾いたらすぐにタミヤの白色をまだら状に吹き付けて、色のバランスとコンクリートのざらついた表面を作り、その後にかなり薄くした黒を遠方から吹き付けて色を落ち着かせました。



次に建物本体の塗装に入ります。
最初に機関庫の扉が黒でかなり違和感を感じましたので、ライトブルーに変更しました。
その後屋根の塗装に入り、こちらはニュートラルグレーで仕上げ、きつい緑色の屋根を落ち着かせました。



建物は黄土色を明るくしたような色で、プラの質感がかなりあるので、少し薄くした白を吹きつけ、壁にはわざと塗装垂れを作り壁面の老朽の下地としました。



全体の塗装が終わったところで汚しの作業に入ります。



屋根に使用したニュートラルグレーをムラ吹きして、薄めの黒、先ほどの壁ムラで使用した白の順番で2回塗装しています。



屋上の排煙カバーは薄い緑色なので、これも濃い緑に変更後、白ぼかしをした後に黒で汚し、汚しすぎたところにはグレーを軽く吹いて色調を押さえています。



今回は2棟のうちの1棟だけ行ないましたが、残りもこの作業で仕上げる予定です。
塗装前のガラスはかなり透明できれいでしたが、今回の汚し作業で曇りガラス風になり、中が透けて見えなくなったので、いい雰囲気になった気がします。



*使用した塗料はすべてタミヤ製品です。

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