日本の名車コレクションシリーズもだいぶ巻が進んできました。
今回の新刊はスバルアルシオーネSVX
SVXのイメージカラー(CM)は濃いワイン系のクリムゾンマイカで、落ち着いた色ですが、実際によく売れた色はシルバーのようです。
現在の中古市場では圧倒的にシルバーが出ていますから、赤・青・白・緑は少数派になるようです。
販売期間が短かったため、基本はバージョンLとEの2種類のみ。途中でS3・S4といった特別仕様車が出ていますが、S4の中古は数が少なく市場に出るとすぐに売れてしまう傾向にあるようです。
1/64のSVXの出来はフロントサイドのウインカーランプのオレンジが大きく目立ちすぎなのと、ナンバープレートが分厚くて野暮ったいのでよろしくないですね。
製品はサンルーフ付きの物を選択していますが、アルミホイールは純正になっていて、フロントグリルも初期採用の形です。モデルはバージョンLではないかと思われます。
このサイズでは欲張ったことは言えませんが、ボディーエッジが深堀過ぎて線が太いのと一部ラインが乱れている(ほかの車種でも似たようなものがある)のが気になります。
とはいえ値段的な事やサイズの問題もありますから、実際には及第点であることには違いありません。シリーズの初期物よりは質が良くなっているように感じます。
1/43のSVXがあるのでこちらも同色の物を載せてみましたが、この製品はBBSホイールになっていてフロントグリルが変更になっています。またサンルーフのない標準タイプです。
このサイズになるとヘッドランプ周りも実車同様な彫刻になりますね。
並べてみるとやはり1/43にはかないませんが、値段ではかなりコストが違いますのでもう一台購入できたら、色を塗り替えてみようかななんて野心が湧いてきます。
1/43のシルバー塗装は色の仕上がりが悪いので、こちらも塗装しなおしをしたい気分になっています。