30000系DOREMON-GOが納品されて早1ヵ月半が過ぎました。
4両ずつダブルの箱に別れて分厚いBOXが邪魔臭いので、レイアウト工事を休んでこちらを処理する事にしました。
いつもながらTOMYTECの動力化に当たってはゴミの山が付きまといます。
無駄に大きい車両箱。8両くらいなら1箱でまとめられるのに、2個口は毎回同じパターンです。
先ずは先頭車両の1号車から手を付けることにしました。
行き先表示は「急行西武新宿」になっていますが、実際の運用では急行扱いはまれで、ほとんどが各駅停車ですから表記も各停に変更します。
表示機の張替えは一度車体をばらして行います。
運転席仕切り板を外しますが、車体内側からでは外しにくいので屋根を取り外し、運転席仕切り板の爪を解除します。
余計な物がなくなったので、前面ガラスの端を裏から優しく押し出します。
きつく嵌っているのかと思っていましたが、意外と簡単に押し出すことが出来ました。
前面ガラスが外れたら急行の文字を剥がします。
シールだと思っていましたが、印刷になっていたのでこの部分は削り取る事にしました。
軽く擦るだけで文字は消えました。行き先は同じなのでこちらはそのままにしておきます。
付属のシールから切り出したものを貼り付けたらガラスを元に戻します。
交換用のシールは生地が薄く文字もちょっと精度が悪いのか、貼り付けると裏地の黒色が透けてきて、文字全体が曇った感じになってしまいました。
照明で浮き上がらす事が出来ないのですから、この辺はしっかりした素材にして欲しかったと思います。
前面の表示が終わったら側面の行き先表示も変更しなくてはいけません。
張替え用のシールだと何故か6両分しかなくて表記が統一できません。おそらく号車ごとに行き先、何号車と張り替えろという事だと思われます。
ただ、号車は予備もあるので全車両号車表記に統一することにしました。
次に妻面の貫通扉にドラえもんのシールを貼っていきます。どこでもドアーにドラえもんが描かれていますが、正面と後姿の二つがあるので指定方向ドアに入れていきます。
添付が終わったら取り外しておいた屋根の裏に1mmのドリルを使い、穴を開けて列車無線アンテナを取り付け接着します。この列車アンテナは実物にはあまり似ていないので不満な部分です。GMの予備がなくなってしまったので使っていますが、また手に入ったら交換しようと思っています。
パンタはいつものようにGMのPT71を使用しています。
さてこれからの作業は、毎度虚しくなる部品交換=くず山ですね。
KATOの密連を使用しますので、カプラーポケットのみ利用です。TOMYTEC製のカプラーポケットは品質が悪いので、密連に加工を施さないと嵌りません。無理に入れれば密連の遊びが無くなってしまうのでダイエットが必要になります。
台車もお世辞にも精度がいいとは言えません。一寸したことで車輪が脱落する事があるので、軸受け部分に外側から少し圧力を入れて内側に押し込み、車輪を入れ込む際に左右の軸間を狭くしておきます。
これを怠ると、ケースから取り出したときに車輪が脱落という事故が発生しやすくなります。
改造を終えたので収納ケースを準備します。
当社では定番のKATO製ブックケースを使用します。箱に印刷されていた車両説明文を切り取り裏蓋に貼り付けます。
先に完成していたこうぺんちゃんもオリジナルの箱入り状態だったので、これも同様な仕様にして収めました。