今日は台風の影響で朝から雨。
長男が仕事だったので吉祥寺まで送って行ったついでに、車の試乗でもしに行こうかと、スバル大田営業所まで愛車を走らせました。こんな日は試乗する人も少ないだろうと思ったからです。
吉祥寺周辺の道路は流れが悪かったのですが、それ以降は空いていて環八はスムーズな流れ。いつもなら1時間は掛かるのですが、今日は30分ちょっとで営業所についてしまいました。
今宣伝しているステラのアイドルストップエンジンとは、どんな物かが目的です。
担当の営業マンが試乗に出ていて20分ほど待ちましたが、その間カー雑誌の読書タイム。
戻ってきてから少し話をして試乗です。
操作関係を説明してもらい出発。乗り心地はしっかりしたシートです。サスはスバル系統の固めセッティングが採用されており、本家のダイハツとは感覚が違っているようです。加速もスムーズで車内は静か。使い勝手はいいようです。
ただ、メーターがセンターパネルになっているので、慣れるまで違和感があります。試乗したのはRタイプの為、タコメーターが右、スピードメーターが左で、感覚的に眼はタコメーターに流れてしまい、この辺は逆の配置にした方が視認性はいいと思えます。
センターパネルになったので、ステアリングの前は何も無く視野が広くなって小物入れが付いています。
肝心のアイドリングストップはブレーキを踏んで数秒すると止ります。ブレーキを踏み増しするとまた始動する。止った状態でブレーキ操作を離せばかかるといった物で、ブレーキを緩めるとすぐに始動するので、出遅れる事は少ないようです。
ただ、ブレーキを外すとエンジンが始動しトルコンが繋がるので、がくんと振動が伝わりますから、この辺を避けるためには、発進時にはブレーキの踏み増しをしてエンジンを始動させ、トルコンのショックを吸収しておいた方が、スムーズな発進になるでしょう。
さて価格的には、アイドルストップ付きは、無い物に比べバッテリーの値段が倍、価格も10万ほど高いので、コスト的には高いものになります。燃費でこれを取り戻すにはかなり頑張って乗らないと追いつかないでしょうし、バッテリーも容量が大きいものが必要なので、4年位持ったとしてもランニングコストは????です。
また、都会では少しは効果があるかもしれませんが、田舎では必要ないと言うのが率直な話です。渋滞が少ない地方ではおそらくコストを取り戻すのは難しいでしょうねとは、今日の会談話の結果です。
夏場のエンジン切れ3分間はエアコン余熱の送風状態で、都会での渋滞における度重なるエンジンストップでは、きついのではないでしょうかね。
これで、スバルの乗用は全てダイハツのOEM車に成ってしまった訳で、スバル360から続いた軽生産は、サンバーのみに成ってしまいました。そのサンバーも今年いっぱいで生産が終わるかもと聞くと、自前の物くらい1車種は残して欲しいなと思います。