KATOレール購入から1年と4か月経ち、やっと新幹線第2車庫の建設に着手する事になりました。
まずは駅手前にある車庫へのポイント(設置済み)の接続位置決めを路盤に書き込んでからアプローチレールを固定し、第1ポイントも併せて設置しました。
固定が済んだアプローチ線路を一度本線に接続して、メンテナンスするときに付け放しが簡単にできるか確認後、残りの構内ポイントを設置して通電とポイント動作検査を行いました。
この後は留置線の固定を行います。路盤は10mm厚のスチレンボードを使用し線路は路盤に接着をしています。
第2車庫下には複複線の在来線が走っているので、メンテナンスや車両事故等があった時に対応するため、第2車庫は2ブロックに分かれています。この部分の接続にはスライドレールを使用しているので、このレールの部分だけは接着はしていません。
第2ブロックとなる留置線を第1ブロックと接続し、車庫の仮運用が整ったので本線上で運行中の車両と、駅に停車している車両を移動させ支障がないか確認をしました。
駅に停車している車両を移動させたのは、駅を設置した当時KATOレールが足りなくて、一部分ですがTOMIXレールで代用していたので、これをKATO製に統一するためです。
ホームも撤去して線路の付け替えを行いました。規格が統一されたのでホームに車両が接触しないように設置していた高架床のレールガイドも必要なくなり撤去しました。
仮接続した第2車庫の収容能力は、12両編成2本、10両編成3本となりました。これが出来た事で第一車庫は16両編成専用となります。
今後の作業は暗渠部分になる在来線の内回りのレール交換(通電不良区間)及びレールの固定です。
在来線の作業が完了後、第2車庫の床塗装と周辺設備の設置を行い、早期の運用に漕ぎ着けたいと思います。
新幹線のように1両が長く、編成数が多いと通過は問題ないとはいえ、4や5番ポイントでは安心できないので6番を使用していますが、ポイント長が大きいため、留置線を効率よく配置するには難が有ります。
今回のスペースだと4番を使用すれば楽に6本配置出来て、ポイントの並びも綺麗に分岐側を一方向に出来ますが、6番ですと同じ方法では4本ぎりぎりしか取れませんので、左右ポイントを組み合わせて角度を落として5本確保しました。
高架駅裏側の複々線は運転席からは見えないので、ここを暗渠化する事で用地を確保した結果、不自然なへこみが消えて見栄えが良くなったようです。