2010年7月に購入したEF510。
購入してから脱線癖が直らず、特にポイント通過時に片方の台車だけ調子が悪く、走らせる向きが一定方向しか出来ないので営業運転から外していましたが、今回その原因を調べるために分解してみました。
最初に調子の悪い動力台車のタイヤの前後を入れ替えて試しましたが、症状は変わらずポイントで乗り上げてしまいます。
そこで乗り上げしないタイヤに入れ替えてみましたが駄目でした。特にギヤーが重いとかタイヤのトレッドが狂っている事も無いので原因が特定できません。
数回にわたり組み直しと部品の入れ替えや、首振りの自由度を上げる為、回転部分の本体ブロックの隙間を拡大して対応しましたが結果は思わしくありませんでした。
これ以上の原因がわからず組み直してもう一度全体を確認すると、モーター軸についているフライホイールが若干ですが、脱線する側の物がモータ本体との隙間が大きい。このフライホールにドライブシャフトが入るのですが、外に出ている分台車側に押されて負担があるのではないかと思われ、フライホイールの隙間を調整することにしました。
脱線しない方のフライホイールは調整できるのに、脱線側の物はびくともしません。少し手荒ですが叩き入れをして入れ込みました。
ところがその影響でしょうかモーターが動かない💦固まってしまいました。ゆっくり手で回すとブラシ側の固定の一部が剥離して磁石に張り付いていたのが原因でした。
この結果モーターそのものが壊れて使用できなくなりました。小型になった新型モーターGM-3は今までのGM-5より大きさで半分ほどになっており、その分外圧からの堅牢さでは劣るようです。
KATOの分配パーツの中にこのモーターが含まれていないので、問屋にいる息子に修理品扱いでモーターがあるのか調べてもらっていますが、入手できない場合は動力セットアッシーを購入しなくてはいけなくなりそうです。
本社からはアッシーは割高なので買い直した方がいいのではないか。静態保存にして廃車してもいいのではないかとの意見が上がっています。