夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

西武多摩川線歩き旅③

2016-05-26 13:05:00 | 鉄分診療所


多磨駅の武蔵境側には多磨変電所があり、線路をまたぐ高圧線鉄塔が一部低くなります。



多磨~新小金井駅間にある築堤では高圧線の鉄塔が一直線に見えます。



この区間は野川公園を突っ切っているため緑が多い地域になります。川のサイドは遊歩道があり、散歩する人やジョギングする人たちが撮影中に横切っていきました。



野川を渡ると高圧鉄塔が集合してきて、高速道路のジャンクションみたいに見えます。横を通過する電線はJRの武蔵境変電所方向に伸びています。ここで多摩川線の高圧鉄塔は終了です。



中間駅最後は新小金井駅になります。白糸台駅と同じで終日上下線の交換駅です。白糸台駅は島式ホームでしたが、こちらは対向式ホームになっています。



駅の改札は西側にしかないので下りホームを利用する人は構内踏切を渡ります。



駅前にはロータリーがありますがお店はありません。改札口がない東側にもロータリーがありますが、こちらにはお店がぎっしり並んでいます。(写真はありませんが💦)



西口商店会の入り口をみても、そこには民家があるだけで駅に近接していないちょっと変わった構造になっています。



新小金井駅から武蔵境駅間へはしばらく直線が続きますが、その線路も右にカーブを取りJR中央線に近接していきます。



ここから高架線への勾配が始まります。中央線高架工事に合わせて多摩川線も高架になったので、昔の面影はここから先にはありません。



線路の横を歩くことは高架線でできなくなりますが、駅近くの側道は整備されて残っています。以前引き込み線があった関係で土地にかなり余裕があったためです。



地上駅の時代は北と南が開かずの踏切で分断されていましたが、今は簡単にいくことが出来るようになりました。



多摩川線の取材はここで終了したので、中央線に乗って帰ろうかと思いましたが、次の三鷹駅は一駅だけなので歩いて帰ることにしました。



高架線に沿って三鷹駅まで一直線に道路が出来ています。
高架前はこの道路標識から先の武蔵境にはいけず、突き当たった左側には小さな人専用の踏切がありました。



都営住宅前のこの道は道幅はほぼ同じながら、歩道が出来たので印象が良くなりました。



三鷹車庫の反対側には保線関係の事務所があります。



夜間活躍する工事用車両たちが集合して一時の休憩をしています。



今までは武蔵境から歩いて帰ることはなかったのですが、新しくできた道路のおかげで距離が短くなったことを実感しました。
今回の歩行距離は約18キロでした。昼抜きでしたがその分カロリーの高い飲料水を補給したので、空腹感は覚えませんでした。




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西武多摩川線歩き旅②

2016-05-25 22:04:00 | 鉄分診療所
中央高速道路の下を抜ける鉄道脇の道路は200mくらい行くと終わりになります。その先に進むにはかなり迂回をしないといけません。道が続かない理由は線路伝いに中学校があるからです。進路を左にとって大通りに出て最初の交差点を北上します。中学校が切れたところにある階段を上って、右へ進路を取ると踏切にぶつかります。



踏切のの手前までは人家がありますが、その先は写真ような道になります。田舎道そのものが残っていました。こんなに狭いのに車が結構入ってきますし、一方通行ではありません。



昔はマムシが多かったと書いてあります。



線路下には小さい用水路があったようです。今は水が流れていませんが、マムシが生息するには最適な環境の名残がありました。



このあたりから多摩川線の特徴でもある高圧送電線鉄塔が出てきます。ウルトラシリーズの撮影でも使われています。



線路わきにある変電所からケーブルが鉄塔につながっています。東京電力の車返変電所です。



この踏切から直線で400mのところに白糸台駅があります。駅には下りの電車が見えたのでここで撮影と水分補給をしました。



駅は近くに見えても肝心の道は紆余曲折。倍くらい歩かないと駅に着かない迷路道です。おそらく初めての人はイラつく道でしょうね。肝心の案内表示板は文字が擦れて見えません(笑)



白糸台駅には車庫があります。規模は小さいですがレイアウトの題材にはいい大きさです。



手前の道は旧甲州街道です。一つ先の踏切から来た道がここに合流します。横V字の道路を線路が貫く形ですね。



この先右へ行くか、左に行くか選択しなくてはいけません。今回はこの面白い踏切を渡ることにしたので左へ進路を取りました。



次の多磨駅まで道はほぼ直線ですが、肝心の線路はかなり離れてしまいます。脇道がないので仕方がないのですが、ここにはかなり開けた土地が一箇所あります。都会にしては貴重で見晴らしのいい場所です。



線路の上を通る鉄塔も先までよく見えます。もちろんこの場所で電車を撮影です。12分間隔のダイヤですから、下りが通過すればすぐに上りも撮影ができます。



最初はあれだけ離れていた道路も商店街に近づくと線路の脇に寄ってきます。



この辺りは民家も多いのですが、駅東側には東京外語大学や警察大学校があります。西側には多磨霊園が近接していて、火葬場もあることから利用客が多い駅です。
昔の駅名は多磨墓地前でしたが、さすがにこのままの名前じゃ鬼太郎が出てきそうなので、15年ほど前に改名しています。こう書くと鬼太郎説になってしまいますね。本当の改名理由は違いますよ。



駅は利用客が多いこともあって、武蔵境を除けば一番きれいな駅です。

西武多摩川線歩き旅③に続く

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西武多摩川線歩き旅①

2016-05-24 15:53:00 | 鉄分診療所
今日の天気はうす曇り。気温も25度くらいで時折陽がでて暑くはなるけど、少し強めの風が吹いているので気持ちのいい陽気です。



今回のぶらり旅は西武多摩川線を散策。地元の鉄道ですがこの沿線の散策なんてことはほとんどしたことがなかったので、今回は終点の是政駅まで行って、鉄道線に沿いながら武蔵境に戻る歩き旅です。



是政駅はこの線の生い立ちをとどめ、工業地帯と住宅地が混在した地域にあります。終点と言ってもさほど沿線の人口は多いとは言えず、こじんまりとした街といったところです。すぐそばに多摩川があるので狭さを感じます。





商店街はあるけど昼間はほとんど人がいませんしお店も少ないのです。そんな商店街ですが、入り口の看板だけは新しくて立派です。



キャラクターはこれまさ君



商店街に寄り道した為、線路から少し離れてしまいましたので戻ることにします。



側道は人通りもなく、たまに多摩川競艇行きの連絡バスと、この近辺の工場に来る車が通るだけで交通量は少なくて静かです。



ローカル色の強い路線ですが、分譲住宅やマンションが出来ているので、だいぶ沿線の景色が変わりました。



次の競艇場前駅は線路伝いの道路のおかげで、意外と早くに到着することが出来ます。列車交換設備があった駅の名残で、架線柱は複線仕様のまま残っています。競艇場側の線路が撤去されてだいぶ時が経ちましたが、ここに線路があった名残はしっかりと残っています。



橋上駅舎からは多摩川競艇に伸びる長い連絡橋があります。





人が集団で歩いているのが確認できましたが、ボートのエンジン音は聞こえてきません。開催中はかなりの爆音が響いてきますから、今はレースの合間なのでしょうか。



競艇場駅は対向式ホームですが、線路のなくなったホームは閉鎖されていてもったいなく感じます。踏切も線路がなくなった分短くなりました。





競艇場前駅から先は脇道が線路に沿っていないので、着かず離れずの道を選んで先へ進みます。



しかしながら道はすぐにブロックされてここで終わりになります。
中央高速の壁があるのが原因です。この先に進むには中央高速側道の多摩川線を回避するアンダーパスも越えなくてはいけません。





Uターン路のついた道の端に地下道入口があります。



地下道を使えば向こう側に行けるのかと思ったら、単純に線路を潜るだけで、先に進めない構造になっていましたase



反対側に出たものの接続道路まではかなりあり、線路わきに戻るにもほぼ同じ距離だけ歩くことになりました。



やっと反対側の側道に行けました。



この日は線路点検のようで、2名の保線区員が巡回しながら是政方向に歩いていきました。

西武多摩川線歩き旅②へ続く


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フジサン特急

2016-05-23 22:51:00 | 今日の妄想


予約していた富士急行線、フジサン特急2000系のDVDが20日に届きました。
元JR165系改造のパノラマエクスプレスアルプスが、富士急行に移籍したものですが今年2月に引退。そのラストラン収録ビデオです。



このシリーズは、ビジュアル・ケイが低価格で発売しています。
構成は車内、165系時代の動画、パノラマエクスプレスアルプス復活塗装、展望ビデオ、ラストランになっています。



JR譲渡車両は原型の165系のみで、改造を受けた時の走行映像はありません。
展望シーンは全線ではなく要所要所で細切れになっています。収録時間も少なく展望という意味では、本編の付け足しといったものです。



走行シーンと展望シーンが交互に出てくるので、見た目としては少し煩わしいと感じました。



車内設備の紹介も数分なのでこんな感じだったという程度です。最も3両編成ですからこれだけ入っていればOKでしょう。



ラストランの日は雪模様で寒さが伝わってくる出発式。先の走行シーンと被るロケ地の箇所がありますが、収録時間1時間の作品としてはよくまとまっていると思います。



それにしても、JR時代の『パノラマエクスプレスアルプス』は発音しにくいし、名前が長すぎです。201系の車内PR広告を見た時、言葉を詰め込みすぎてセンスがないと感じたことを思い出しました。
設計に関しては小田急ロマンスカーを参考にしたにもかかわらず、小田急のデザインの良さを超えることはできなかったなと、この映像を見ながら感じました。



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工期遅れのレイアウト②

2016-05-21 15:40:00 | 鈍間建設
新幹線の難工事個所が2か所ほどありますが、そのうちの一つの基礎工事を行いました。
複々線が密集する場所でKATOの高架橋脚が使えません。また、高架線の基礎用地もあまり確保が出来ない地形です。



壁側にある空き地は最大で45mm最小で35mmで、ここに高架線の基礎を入れるには、車両の限界や線路保守を考慮して10mmは後退させないといけません。したがって最大35mm、最小25mm幅が設置の条件になります。



基礎を入れる長さは650mmあります。細かく柱を立てることも出来ますが、全体の基礎強度を考え連続する壁を入れることにしました。



高架は片支持式ではないので複々線の間にある隙間にも基礎壁を設けました。線路に挟まれた場所なので厚みは10mmしか取れません。このためもう少し高架ブロックとの設置面積を増やすため、角度を入れ15mm上を太くしました。



この2本の壁基礎だけで高架ブロックを支持できますが、安定感が不足するのでその補完として、手前の本線が外側に曲がり用地に余裕が出来た部分にも短いながら基礎壁を入れました。



ここに基礎が入り全体の安定度がかなり上がりました。上に新幹線が通ることになり、奥の本線はほぼ暗渠化されてしまったので見る事が出来なくなりました。



本日の新幹線工事はここまでですが、まだ少し時間が余っていたので、機関庫周辺の整備がいつでもできるよう、地面の下処理塗装を行いました。



この部分は新幹線駅が完成してから手を入れることになりますが、バラスト散布は先行して出来るので、新幹線工事の合間に行う予定です。



コメント (8)
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