夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

扇形車庫の塗装

2015-08-12 21:55:00 | 鈍間建設
最近作業時間がとれなくて、かなり遅れてしまった扇形車庫の塗装を行ないました。



製品の色は明るくてきれいすぎるので、給水塔の時と同じように今回も汚しと塗色変更になりました。





まずは、車庫の基盤部分と建物本体を止めているねじを外し、上下分割ができるようにします。レイアウトに組み込んだ際、メンテナンスを行なうには分割ができないと困るので、塗装に合わせて外しておきます。



基盤は少し暗い色調なので、まずこの部分の塗装変更を行ないました。本来はコンクリートの色なので全体的に白色系になりますから、この色に近づけるために、タミヤの明灰白色を全体に吹き付けます。乾いたらすぐにタミヤの白色をまだら状に吹き付けて、色のバランスとコンクリートのざらついた表面を作り、その後にかなり薄くした黒を遠方から吹き付けて色を落ち着かせました。



次に建物本体の塗装に入ります。
最初に機関庫の扉が黒でかなり違和感を感じましたので、ライトブルーに変更しました。
その後屋根の塗装に入り、こちらはニュートラルグレーで仕上げ、きつい緑色の屋根を落ち着かせました。



建物は黄土色を明るくしたような色で、プラの質感がかなりあるので、少し薄くした白を吹きつけ、壁にはわざと塗装垂れを作り壁面の老朽の下地としました。



全体の塗装が終わったところで汚しの作業に入ります。



屋根に使用したニュートラルグレーをムラ吹きして、薄めの黒、先ほどの壁ムラで使用した白の順番で2回塗装しています。



屋上の排煙カバーは薄い緑色なので、これも濃い緑に変更後、白ぼかしをした後に黒で汚し、汚しすぎたところにはグレーを軽く吹いて色調を押さえています。



今回は2棟のうちの1棟だけ行ないましたが、残りもこの作業で仕上げる予定です。
塗装前のガラスはかなり透明できれいでしたが、今回の汚し作業で曇りガラス風になり、中が透けて見えなくなったので、いい雰囲気になった気がします。



*使用した塗料はすべてタミヤ製品です。

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