星型公団住宅完成しました。
まずは塗装の準備でベランダを外しておきます。次に窓枠の塗装をするためにマスキングして一気にサッシに銀を吹き付けました。外したベランダもマスキングしてこちらは表と裏から吹き付けをしています。
ベランダのサッシは裏からも吹かないと、最初の地肌が透けて見えてしまうので、少し面度ですが両面塗装をしています。サッシが乾いたら、次は小窓につける格子です。こちらは切り離す前にやはり両面塗装をして乾燥後、カッターナイフで切り離し接着剤でとめます。
接着する前に小窓のサッシは筆で色を入れて置きます。面積が小さいので先細の筆で十分塗装が出来ますし、塗りむらも目立ちませんからこの方が楽です。
格子の取り付け穴は大きいので、接着剤は気持ち多めに流しておきます。
少しくらい接着剤がはみ出しても問題ないので、十分流しておきます。あとでポロポロ取れるよりはましですから。それと完成後は汚しますから壁の傷みの表現にもなるので丁度いいかなと。
格子を取り付けたらベランダのマスキングをはすして取り付けなおしますが、一度外すとゆるくなるのでこちらも接着剤を流して固定しておきます。
次に屋上が少し寂しいので、給水塔を他で余ったランナーから削り出して作ってみました。製品の物ではないですが、以前作った飛行機のプラモデルのランナーの角に、型固定用の円形部分が残っていたので、これを流用しました。円筒の物は捨てる部分でも、何かの役に立つ事があるので取っておいた方が便利です。台座は飛行機の車輪を使い、塗装後に屋上に接着しています。
最後に吹き付け用に薄めた黒を筆に染み込ませ、ドライ塗装にして壁を汚していきます。少しきつめになった部分は、あとからシンナーを含ませた綿棒で擦り落し、更に薄く引き延ばして全体の汚れを入れておきました。
見た目はかなり汚いですが、実際の建物は再塗装する前は、壁のクラックや壁面の汚れやサビが結構酷いので、そのくらい使い込まれたと言う設定で汚してみました。汚しの後は号棟の番号を転写して完成です。
作業時間は約3時間半。2号棟も必要かなと思っています。