小児科です。

ついに、お客様がいらっしゃいましたので、ここに小児科を開設いたします。
本日の患者さんは、二名様ですね。

のんさん、たーちゃんさん、お二人とも同じ悩みをお持ちのようですね。


症状は　ジオラマですか。ジオレネア、ジフテリア、ジステンパーではありません。
いたって感染力、繁殖力は弱いので心配なさらぬように。

では、ジオラマですが、これは模型の世界では、景色の一部分を切り抜いて、そこに風景を作りこむ事を指します。
例えば鉄橋を渡る車両のシーンとか、町並みとかですね。
もともとは動く事をテーマにしていませんので、かなり奥深く作りこむ方が多いようです。いわゆる、ディスプレーと言われるものです。

それに対して、モジュールと言うのがあるのですが、こちらもジオラマと同じく、ある部分を切り抜いて作るのですが、統一規格によって他のものと連結して、色色な風景の中を車両が通過していきます。

つまり春夏秋冬も４分割で連続で作れるわけです。
同じ場所を題材に、春、夏、秋、冬と言った物にするとか、まったく違う景色で春夏秋冬を作り変化を楽しむと言った事をするわけです。

風景に関してはジオラマもモジュールも大差ありませんが、先ほども申したとおり、モジュールには長さと奥行きが決まっております。
これの規格が違うと１周出来なくなります。
奥行きについては寛容ですが、横の長さは、大体４００～６００ｍｍ位でそれぞれの倶楽部が作っています。

最近ではレイアウトと言う言葉と共に、ジオラマも一緒に付けて呼ぶ事も流行ってまいりました。この場合は大きな風景と言う意味になります。
もともとはレイアウト【畳１枚の大きさが基本】と言うと、線路が配置され、簡単な景色が備わっている程度の感覚でしたが、近年は小物【アクセサリー】建物【ストラクチャー】が充実してきて、かなり細かな、作りこみもされたレイアウトも出現してきていますので、この部分を指して、ジオラマと呼んでいるようです。

下の画像は昨年製作したジオラマの一部分です。正確には、車両が走れるようになっているので、モジュールですが、景色については動かないのでここに掲載しました。