夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

のと鉄道

2024-04-24 22:40:00 | 鉄分診療所

朝食を摂る間もなくホテルを7時過ぎに出て、路線バスで金沢駅に向かいました。

7時半過ぎに駅に到着しましたが、駅前のバス停はどこも学生たちの長蛇の列が出来ていました。金沢のバスの本数はかなり多いので便利な地域だと感じましたが、11番線まであるバス停のほとんどが通学生というのも異様な光景に見えます。もちろん社会人もいますが、これだけの長蛇だと1台のバスでは乗りきれないでしょうね。

そんな状況を横目にしながら切符売り場に向かいました。のと鉄道は七尾駅で乗り換えですが、金沢駅で直通切符が購入できるので便利です。券売機に行くとなんと販売されていませんでした。すぐ横にある有人の窓口で尋ねると購入できるとの事で往復切符を購入しました。40分の乗車まで5分ほどしか残っていなかったので、急いでホームに向かいました。

すでに4両編成の七尾行が入線していましたが、この車両も学生で埋まっています!まさか地方でラッシュアワーに遭遇するとは・・・・・

学生たちはドア付近で固まっていて邪魔でしたが何とか入り込みました。なんで奥まで詰めないのかはすぐにわかりました。次の駅で降りるからでした。この子たちが降りると中ほどの座席に空席が出来ましたので座る事が出来ました。

521系3扉車に1時間半ほど乗車して七尾駅に着きましたが、降車したのは10人程度とかなりローカルな人数になりました。全線乗り降りは乗客がドアスイッチを押さなくてはいけませんでした。ワンマン運転とはいえ終着駅くらい自動で開けたらいいのにと思うのでした。

有人改札を出て、のと鉄道の無人改札に入ります。同じホームですが柵が付いていて回り道をする事になります。

9:23発の気動車が1両待機しています。発車まであまり時間が残っていなかったので周辺の撮影はビデオにしました。

七尾からの乗車は自分を入れて5人でした。NT200形にトイレはついていますが、震災で車庫の浄化槽が使えなくなったため、車内のトイレも使用不可になっていました。

七尾駅から和倉温泉に近付くとだんだん震災でダメージを受けた建物が増えてきました。終点の穴水に近付くにつれその被害も増えているように感じました。現地の報告は別のコーナーとします。

穴水到着は10:08、金沢から約2時間半でほぼ能登半島の中心地近くに来たことになります。

穴水駅構内は結構広くてかなり余裕があります。これは23年前まで輪島までつながっていた名残でしょうか。

構内の端にはNT100・NT800形が留置されていましたが、コロナの影響もあって使用されずに放置されていたからでしょうか、かなりくたびれていました。

14:44で帰路に就く予定でしたが、震災で町全体が大きな被害を受けていて、飲食店もほぼ全滅状態だったので、13:35に早めて金沢に向かう事にしました。

往復ともトラブルもなく定刻通りに進んだので帰りの新幹線には余裕で乗車する事が出来ました。

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4 コメント

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おつかれさまです! (N藤史郎)
2024-04-29 06:29:42
 この時期の能登訪問、お疲れさまでした。
 支援を兼ねて金沢、北陸旅行をなさっているのかと思っていましたが。能登半島までいらしたのですね。現地の様子は報道によれば「ひどい」「まったく進んでいない」とのことですが・・・東日本大震災の一年後の常磐線沿線の被災状況もかなりショッキングなものでしたが、一日も早い復旧、復興を願うばかりです。
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目的 (Kimi2)
2024-04-29 12:06:44
今回の旅行は楽しいという旅ではありませんでした。
最初の行程では、のと鉄道の運行状況が途中駅の能登中島止まりで、終点の穴水へはバスを使用しなくてはいけないので時間的に難しいかと思っていました。運よく全線開通したことで沿線の状況が把握できました。
また、全線乗車する事で少しはまとまったお金を落とす事が出来ましたし、能登の復興支援(クラウドファンディング)をしていたので、現地の状況を確認したかった事です。

実際には支援先の能登町に行きたかったのですが、道路事情が悪いと言う事が分かっていたので、その手前とはいえかなり離れていますが、穴水町で被災状況を把握するという事になりました。

現地状況は後日アップしたいと思います。
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Unknown (大田鉄道)
2024-04-29 16:12:21
能登半島

kimi2社長の北陸旅行の目的は、そう言う趣旨だったのですね?
お疲れ様でした。

私もかなり前に能登半島に旅行して、民宿に泊まりました。
まだ国鉄時代で、路線も蛸島まで延びてました。

こんな半島に度重なる地震が襲い、悲しく為ります。

珠洲に原発が無くて良かったですね。

政治の話は割愛しますが、早い復興とインフラの整備を願います。
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4か月も経って (Kimi2)
2024-04-30 11:49:11
能登地方の道路事情が悪いとはいえ、復興そのものの速度が非常に遅く感じます。
復興支援の張り紙をした車両が少なく、現地では1台しか見ませんでした。
自衛隊のトラック3台が、国道を七尾方面に走っていきましたが空荷の状態でしたね。

北上するほど被害が大きいので、海洋からも援助できないのかなと思います。地形的に大きなヘリが降りられる場所も限られるのかもしれませんから、物資や人員も十分に行き渡ってないのかもしれませんね。

次回は車で視察に行こうかと思っています。
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