夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

本社ビル落成

2017-01-15 17:36:00 | 鈍間建設
箱状なので組み安く思われるビルですが、実際は面倒な作業の連続と、必要以上に接着剤を消費するという代物。



窓を入れるにも1階ずつ窓枠を入れてから窓ガラスをはめる。その窓も場所によってはすんなり入らない所もあれば、ゆるゆるの場所もあって設計上の誤差もかなりあり、調整しながら前面後面の2面を作らなければいけません。特に大きな加工は必要がないので、ひたすら窓枠とガラスのはめ込みの単調作業です。



設計図は御覧の通り、1枚のぺら紙にど~~んと絵があるだけ。部品表と作るに際して注意書きがあるものの、部品の方向性は書かれていないばかりか、どこに何をどの方向でつけるのかはこの1枚の絵で判断するというお粗末さ。



定価1万5千越えの製品にあってこれはないだろう。見りゃできるだろうですから驚きです。これは鉄道模型の16番キットの説明書によく似ています(笑)



3ブロックに分かれているビルの接続は四隅に建てた柱を挟むことで1本になりますが、何分背が高く重量もアクリルだけに結構あるので、この部分も接着して強度不足をカバーしておきます。接合部が緩いとこの場所のガラスの固定もできませんから、しっかりと接着剤を回しておきます。



3層目は屋上にヘリポートが付くので台座を組み立てるのですが、支柱を入れる穴の大きさが合っていないため、支柱の足を8本ほど削る羽目になりました。素材がアクリルなので固くて削るのが面倒でしたが、何とか差し込むことができました。



台座ができたら付属のヘリポートマークのシールを張ってビルの天井に押し込みます。



次に夜景を楽しめるように照明を組み立てます。こちらは説明書がなくて現物を見て組み立てます。
物が単純ですからすぐに組み立ては終わります。注意点はブロック同士の通電が小さいコネクターなので、細い差し込み足を痛めないようにコネクター受けに入れる事くらいです。



完成した室内灯を出来たビルに入れて位置を調整。ライトは下から上に照らすタイプなので、点灯時には少し違和感を覚えますが、そこそこ明るく思ったよりいい感じです。電圧は12V直結で問題ありませんでした。



超高層本社ビルの設置場所は限られてしまいますが、遠くにおいても目立つので駅の近くには設置しないことにします。目の前にあると結構圧迫感がありますしね。
とりあえず建物は落成したので、あとは設置場所の環境整備と社屋看板の取り付けが残っています。



*追記

手間がかかるこの製品と高価な金額を考えると、高層ビルを作る場合TOMIXの積層タイプのビルを使ったほうが横幅が大きいので出来栄えはいいでしょう。
同じ高さにすると金額はTOMIXのほうが高くなるかもしれませんが、デザイン、完成度、自由度を考慮するとその方がいいかなと思います。
コメント (3)
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