台風被害にあった地域に、ある麺系のお店がフードトラックを出す計画を立てました。
(仮に「各丸そば」とします)
被災地にも近く、トラック業者さんとも連絡がとりあえて、すぐにでも出せる。
フードトラックは、以前別の地域でのイベント会場に出店したときの経験もある。
その時のスタッフも全員揃っている。食材も店舗に十分にある。
あとは、本部からの了解待ち、という状態。
ところが、いつまでたっても本部から連絡がこない。こちらから連絡を入れても、
「上から判断が降りない」「まだ事案として継続中」などというばかり、先へ進まない。
被災地では、断水や停電が続き日々の食事にも困っている人が大勢いる。
友人、知人が被害にあっている店長やスタッフは気が気でない。少しでも何か助けたい。そういう思いでいっぱい。
そこで、店長は判断した。スタッフみんなを集めて、
「みんな、聞いて。大切なのは、今、各丸として何ができるか、じゃない?」
うなずくスタッフ。つづけて「それから、私個人の判断で、トラックを出します。
責任は、私がとります。今度の定休日、行ってくれる人!」
一もニもなく、みんな手を挙げた。
そして、次の定休日、店長はじめ必要なスタッフをそろえ、安全は確認した上で、被災地域へフードトラックを走らせた。
何の宣伝もしていなかったけれど、人伝えにたくさんの人が来てくれた。
久しぶりにあたたかいものが食べられた、とみなさんからとても感謝された。
時間としては短かったけれど、「やってよかった」とみんな思って帰ってきた。
そうすると
もう、想像がつきますね 店長は責任とらされて更迭・・・・
と、思いきや 何がどうなったのやら 今度ロサンゼルスにお店をだすことになり
そこへの視察ということで1週間の出張、もしかしたら店長待遇で行くことになるかもしれない、とのこと。
悪く言うひとは、「海外へ放り出された」と言うし、
逆に、海外で活躍できるなんて、スバラシイ!と言う人もいる。
なんでも、しばらくしてから本部あてにお礼状が届いて、「こういうことをしてくれたのは各丸さんだけ」「感謝しています」「本当にありがたかった」などの感謝の言葉が雨あられだったそうです。
困っているときに、親切にしてくれたことって、ずっと忘れない。
この店長さんは、女性の方です。
女性起業家対象セミナーで聞いてきた話。
***「仕事の先に、人がいる」これを、常に忘れないようにしなければ☆
そして、「自分だったら、どうするか」を考えることも大切、とも。私なら・・・トラック、出せただろうか。
そこまで、勇気があっただろうか。泣けてくる。
「今の自分に、できると思えることをやるのが一番。止められても、やるなと言われても、湧き上がる気持ち、押さえきれない気持ちがあれば、自然と人はやります。そして後悔はしません。」
・・・なんて潔い。
↓停電が一番ひどい時の千葉県 これを見て、何かしたい、って思う気持ちに「待った」をかけられる? その「待った」に負けなかった、店長さん、志を同じくしたスタッフのみなさん、私はすごいと思う。ありがとうございました。
同じように、大変な目に遭われている被災地の方のため、何ができるか考え中です。無理なく、できることを。
(@^^)/~~~
(仮に「各丸そば」とします)
被災地にも近く、トラック業者さんとも連絡がとりあえて、すぐにでも出せる。
フードトラックは、以前別の地域でのイベント会場に出店したときの経験もある。
その時のスタッフも全員揃っている。食材も店舗に十分にある。
あとは、本部からの了解待ち、という状態。
ところが、いつまでたっても本部から連絡がこない。こちらから連絡を入れても、
「上から判断が降りない」「まだ事案として継続中」などというばかり、先へ進まない。
被災地では、断水や停電が続き日々の食事にも困っている人が大勢いる。
友人、知人が被害にあっている店長やスタッフは気が気でない。少しでも何か助けたい。そういう思いでいっぱい。
そこで、店長は判断した。スタッフみんなを集めて、
「みんな、聞いて。大切なのは、今、各丸として何ができるか、じゃない?」
うなずくスタッフ。つづけて「それから、私個人の判断で、トラックを出します。
責任は、私がとります。今度の定休日、行ってくれる人!」
一もニもなく、みんな手を挙げた。
そして、次の定休日、店長はじめ必要なスタッフをそろえ、安全は確認した上で、被災地域へフードトラックを走らせた。
何の宣伝もしていなかったけれど、人伝えにたくさんの人が来てくれた。
久しぶりにあたたかいものが食べられた、とみなさんからとても感謝された。
時間としては短かったけれど、「やってよかった」とみんな思って帰ってきた。
そうすると
もう、想像がつきますね 店長は責任とらされて更迭・・・・
と、思いきや 何がどうなったのやら 今度ロサンゼルスにお店をだすことになり
そこへの視察ということで1週間の出張、もしかしたら店長待遇で行くことになるかもしれない、とのこと。
悪く言うひとは、「海外へ放り出された」と言うし、
逆に、海外で活躍できるなんて、スバラシイ!と言う人もいる。
なんでも、しばらくしてから本部あてにお礼状が届いて、「こういうことをしてくれたのは各丸さんだけ」「感謝しています」「本当にありがたかった」などの感謝の言葉が雨あられだったそうです。
困っているときに、親切にしてくれたことって、ずっと忘れない。
この店長さんは、女性の方です。
女性起業家対象セミナーで聞いてきた話。
***「仕事の先に、人がいる」これを、常に忘れないようにしなければ☆
そして、「自分だったら、どうするか」を考えることも大切、とも。私なら・・・トラック、出せただろうか。
そこまで、勇気があっただろうか。泣けてくる。
「今の自分に、できると思えることをやるのが一番。止められても、やるなと言われても、湧き上がる気持ち、押さえきれない気持ちがあれば、自然と人はやります。そして後悔はしません。」
・・・なんて潔い。
↓停電が一番ひどい時の千葉県 これを見て、何かしたい、って思う気持ちに「待った」をかけられる? その「待った」に負けなかった、店長さん、志を同じくしたスタッフのみなさん、私はすごいと思う。ありがとうございました。
同じように、大変な目に遭われている被災地の方のため、何ができるか考え中です。無理なく、できることを。
(@^^)/~~~