好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

本心は別としてやっぱり助けてあげたい、と思うのも人の気持ち。

2019-10-16 19:22:58 | ひとりごと。
台風の被害が、大変なことになっています
流通、農林水産業、観光などもうほとんどの分野に影響が。
この先大丈夫だろうか・・・

今回の台風の被害を、
「まずまずですんだ」と発言した人もいましたが 信じられません
自民・二階氏「まずまず」発言を撤回
(撤回したそうです。失言から撤回したらおしまいってよくあるパターンに思える)
人は、思ってもいないことは言葉として出てこないものです。
それが、こんな言葉ですらすらとおっしゃったということは
そう、思っていたんです。この方は。この方の周りも。

それから、台東区の避難所でホームレスを受け入れ拒否した問題
気の毒に、と思うことしきり、気になっていろいろなwebサイトをみたところ
こういう意見もありました。
「受け入れ拒否はひどい、と苦情を言う人へ。
もしもあなたも避難所にいるとして、そのすぐ隣にホームレスが来たらどうですか?
遠慮なくどうぞ、と言えない限り、(受け入れ拒否への)苦情など言えないはず」
と、いうような内容・・・

私は立ち止まってしまいました
これを言われたら、誰も、何も言えなくなってしまう・・・
「私の隣はいやだ、だけど受け入れてあげて。」これが、人の本心です。

でも、そうだとしても 場所を分けたとしても、せめて 雨露をしのげる場所に入れてあげて、
というのが、みんなが思っていたことではないでしょうか。

路上生活者のことは、人道問題として論議し解決していかなければと思いますが
継続的な支援の問題と、今回のような人命にかかわる場合の非常措置としては
分けて考えるべきだと私は思います。


小学生のころ読んだ「椋鳩十(むく はとじゅう)」さん(動物のお話をたくさん書いた方、教科書にも出てきた)の本の中に

山で嵐にあった猟師が、駆け込んだ洞窟の中には、野生の動物たちもたくさん逃げ込んできていた。
その中に、かねてからねらっていた大きな鹿もいた。
外は雷鳴がとどろく、動物たちはじっとしている・・・突然の闖入者であり、
普段から仲間を撃ち殺している恐ろしい人間に対しても、微動だにしない。
猟師は動物たちと一緒にうずくまる。ぎゅうづめになっている周りの動物の体温を感じる。
やがて、嵐が去り、夜明けがきた。動物たちは静かに洞窟から出ていく。
獲物として狙っていた鹿もいたが、猟師は打たなかった。
最後の一匹の小さな動物が出ていくまで、鉄砲を手にすることもなく、その小さな動物の後ろ姿が森の奥へ消えるまで、見送っていた。


と、いうような話
おぼろげな記憶なので 間違っているかもしれません

ですが
結局は 命あるものどうし、いざとなれば助け合う気持ちを、
動物でさえ 持っている

という話・・・


何ができるか、考え中です。


(@^^)/~~~




コメント
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