もうすぐお別れ☆彡おばあちゃん

土曜日、祖母のお見舞いに行って来ました。

もう、本当に本当に小さくなってしまったおばあちゃん。

　
話しかけても、あまりわかりません。

でも、私が病室に入ったときには目を開けていて、「おばあちゃん！」と呼びかけたら
私を見て「○○ちゃん（私の名）」と、はっきり呼んでくれた。

そのあと、おばあちゃんの好きなハーゲンダッツアイスクリームバニラ味を半分こして食べた。
小さなスプーンで一口ずつ。
おばあちゃんのお口に少しずつ入れてあげると、おいしそうに「もぐもぐ」と食べる。
口元がかわいいなぁ。

そのあと、お水を少し飲んだら「もういらない」と言う。
耳元で小さいころに一緒に行った河津（伊豆の海辺の街）の話をしていたら、突然、「はやく、いこう。はやく、いこう。」と…(T_T)
一緒に、波打ち際で遊んだこと、思い出してくれたのかな。

枕元に、大きな賞状と銀杯が飾ってありました。
「敬老の日」で、数えで「１００歳」のおばあちゃん、内閣総理大臣から表彰されました！！
「おばあちゃん、すごいね！総理大臣から賞状が来てるわね！」と耳元で言ったら、
「あぁ、」と言って手を動かすので、持たせてあげたら、なんだかうれしそう。
記念撮影♪賞状をもっている指はおばあちゃんです。まだ、指先には少し力が残っている…

　

国会の強行採決には反対ですが、今回それは別において、総理大臣から賞状もらえてうれしかったおばあちゃん。大正５年生まれ。昭和、平成と、変わりゆく世の中をしっかりと生き抜いた、やまとなでしこです。


帰ってきてから晩ごはんを作ったり「花燃ゆ」を見たりしていたら、母から電話があって、
おばあちゃんは明日か明後日にはお別れになってしまうだろうと、叔父から連絡があったそうです。
（叔父は母の弟で、病院の院長をしています…おばあちゃんは自分の息子に看てもらえているというわけ）

２２日、越谷までテニスの試合に行く予定でしたが、そんな事情なのでキャンセルしました。
ペアのお友達にメールしたら「試合はいつでも行けるから、」と優しいお言葉。
また、落ち着いたら再挑戦しよう♪


電話では「たぶん、明日の朝ぐらい」と言われもしました。…そのせいか、今朝なぜか目が覚めてしまって、しばらく眠れなかった。

その、「明日の朝」はとっくに過ぎて、もうお昼。そして、午後になり、夕方になり…夜になる。


今度、電話がかかってくるときには(T_T)…おばあちゃんが天国へ行ってしまった、という連絡です。

「内容がわかっている電話」それも悲しいことで

受話器を取る時、つらいかなぁ。

お天気は、とっても晴れているけれど、

なんだか泣きたい気分。

おばあちゃん、大好き.。:・・.。:*・★
　


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