末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

Q&A 医療制度の改悪と新自由主義(その2)

2008-07-19 07:37:23 | 医療の民営化と闘う

Q 新自由主義ってどういうことですか。
A 小泉が「聖域なき構造改革」といって郵政をはじめ、なんでもかんでも民営化をはじめましたね。このなかに社会保障の削減、医療費の抑制が大きく打ち出されたのです。医療の民営化です。この新自由主義を止めないと大きな流れは変わりません。自公民がこれに賛成していますから。 ここまでは(その1)
Q 共産党はどうなんですか?
A 共産党も東大阪市で市長になったとたん、後期高齢者医療制度の母体である広域連合議会に賛成して推進してしましました。今回の運動の盛り上がりも、選挙で共産党議員に投票してくださいと議会内民主主義に閉じ込めるでしょう。議会は多数決で決める自公政権の土俵です。民主党もおなじです。
Q ではどうすればいいのですか。何もかも上がるうえに、75歳からの保険制度を作るなんて年寄りは早く死ぬしかないのですか。
A 一度決まった「後期高齢者医療制度」をマスコミが取り上げるようになったのは高齢者の怒りと行動です。これを議会の中に封じ込められないように、デモやストでどんどん大きくすることです。フランスの若者は300万人デモで「いつでも首切りできる法律」を撤回させました。韓国でも100万人のデモで内閣を総辞職に追い込んでいます。
Q でも日本の労働者や学生ははおとなしいでしょ。
A いえいえ。6月29日のサミット反対闘争で、日本の学生や労働者が60年や70年の安保闘争のような闘いをはじめました。昨年11月の労働者集会の韓国やアメリカの労働者とつながった国際連帯もすばらしいものでした。どちらも中心に国鉄分割民営化に20年間反対して闘って来た動労千葉がいます。