昨日、八尾市は農協の通帳を差し押さえた。断じて許せない!
八尾市の心境は手に取るように分かる。供託して国の新自由主義=住宅民営化攻撃と闘っている労働者・民の団結がおそろしいのだ。
12年前、住民に何の相談もなく導入した応能応益家賃制度が、労働運動、解放運動を解体して、公営住宅を丸ごと民間へ払い下げする準備であったことが明らかとなった。利権を目的とする体制内解放運動に民営化の受け皿となる約束があったことが歴然とした。隠して隠して、騙して騙して、脅して脅してやってきた、新自由主義=民営化が、労働者・民の医療も住宅も、生きていく権利すべてを奪っていくことがあきらかとなった。一揆や暴動、革命を恐れて、解放運動・労働運動をたたきつぶし民営化の手先にしようというのが彼らの本音だ。
しかし計画通りにはいかなかった。西郡を先頭にした民営化反対の団結が、八尾市議会をあばき、今後の裁判で国と行政の犯罪を裁いていく。それが怖くて怖くて仕方ないのが八尾市であり、その手先となっている市職労執行部であり、古い解放運動指導部だ。
示し合わせて、誹謗中傷のビラをまき、差し押さえで生活費を奪えば屈服するとみるその根性は労働者のかけらすらない。権力とその手先そのものだ。
団結以外に失うものがない時代、労働者の団結の力だけをよりどころにして闘う時代が来た。私たちは、弾圧があればあるほど、資本主義が最後を迎えたのだと確信できる。弾圧が全国、全世界に新たな活動家を無数に作り出している。次々と立ち上がる労働者、民の力を思い知れ。
労働者が社会の主人公になる闘いを八尾から開始しよう。