末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

Q&A 医療制度の改悪と新自由主義(その1)

2008-07-08 18:56:19 | 医療の民営化と闘う


Q 後期高齢者医療制度廃止の声が大きくなって、参議院では廃止が決まりましたが、厚労省は廃止するでしょうか?
A いえいえ、舛添大臣はテレビで「基本的にはいい制度だから廃止せず手直しをする」とごまかしています。
Q 野党ががんばっているようですが、次の選挙で民主党が勝ったら廃止になりますか?
A ところがなのです。自民党は「財源が問題だ、廃止するなら消費税を上げなければ」といいます。民主党も消費税値上げに賛成なのです。医療制度だけでなくもっとひどいことになります。
Q じゃあどうすれば、いいのでしょうか?
A 資本主義の行き詰まりを救うために、1980年代から世界で進められて来た新自由主義を止めなければだめです。今回日本で開かれた洞爺湖サミットはその国際会議です。
Q 新自由主義ってどういうことですか。
A 小泉が「聖域なき構造改革」といって郵政をはじめ、なんでもかんでも民営化をはじめましたね。このなかに社会保障の削減、医療費の抑制が大きく打ち出されたのです。医療の民営化です。この新自由主義を止めないと大きな流れは変わりません。自公民がこれに賛成していますから。(続く)