年に1度のがん検診。ここ何年か日時が合わずに欠いていたが、さすがにやばいので今年は受けた。レントゲン撮影の肺、検便による大腸、バリウムを飲んでの胃。肺と大腸の検査は難なく済んだ。バリウムもかなり改善され、飲み易くなった。飲むのは問題ないが大変なのはその後。機械に乗って係りの人の指示に従い右を向いたり左に回転したりを繰り返す。前回はこんなに大変だとは感じなかった。単に係りのオッサンの言い方がきつくて怒られている様で不快だったのは覚えているが。今回は係りの人は女性だったし言い方は丁寧。ところが機械に乗り検査が始まって直ぐ、うつぶせの状態で左右の握り棒を握って頭から下に機械を下げられた時のこと。手に汗をかいているので握り棒がすべるのなんの。「ちょっと待ってくださーい」と上から叫んでも係員は無視。逆に「もっとしっかり握って」と指摘される始末。怖いから必死で握り何とか終えた。頭から落ちるかと思ったよ、マジで。帰り際「汗をかいて手がすべって怖かったです。次回までに改善をお願いします」と言い残した。皆あれで大丈夫なのだろうか。シートベルトも何もない状態であれを実行するのには勇気がいりまっせ。ほんと、怖かったー! 検査内容に問題がないことを祈るのみ。ここで何かあったらどないしましょ。ま、そん時はそん時、と腹をくくるしかないんだけどさ。
勝てるとは思っていなかったが、相手がひとり少なくなった時点でこれはいけるかもと思えた。なのにーこの結果かい。どうしても勝ちたい、と思い込み意気込んでいた本田のファイトは凄い。体が本調子ではないのにここまで頑張る人なんだ。精神的な強さには敬服するが、それにメンバーが付いて行っていないところが悲しい。技術面でもとてもじゃないが代表の働きには遠いよーと思われたFW大迫。この人が何故メンバーにと試合の度に感じていたがここでもそう強く感じられた。他にもっといい人はいないのかとド素人は思うがプロの目からすればあれがベストメンバーなのでしょうね。海外に移籍して働く選手が増え、勝手に侍ジャパンが強化されたように捉えていたが実態はこんなもの。残念だなー。それならば大リーグで活躍するマー君やダルビッシュたちはどれだけ凄いのか。サッカーと比較して野球は世界的なスポーツではないから比べるのは無理がある? けど、日本代表として戦うには今のサッカー代表は期待ほどのものではない、と認めるしかないのが現実では? 悔しいけれど・・・・。
10年も前に製作された映画。そんなに経ったのかと驚いたし、泣けるのが分かっていながら観てしまう我が身に呆れた。ちびちびの頃のクーちゃんは本当に可愛い。成犬になり盲導犬として働いていた時代は凛々しくカッコイイ。ラスト、おじいちゃんクーちゃんもやはり愛らしくステキ。幼い頃に飼っていたポチ亡き後、失った時の悲しみを思うと、どうしても次の犬が飼えず現在に至る。ラブラドールは賢いし忠実だしで良いところしか知らない。きかん坊のやんちゃ犬だって中にはいるのだろうに徳な犬種だ。話しを映画に戻す。クーちゃんと飼い主の小林薫が絡むシーンもとても面白い。京都弁ではんなりと言い合うところも魅力的。血を流す場面の多い作品も撮る、崔洋一さんが監督だったとはとても思えない。あんなに心温まる良い映画も残していたのね。最近、彼の話題を聞かないが元気なのか? またほっこりと癒される作品に出会いたいな。
吉田類さんの酒場放浪記を毎回楽しみに見ている。放送開始からだいぶ経つし、ファンも多いと聞く。そのせいかこの手の番組が増えた。昨夜も”酒とつまみと男と女”、"ふらり旅いい酒いい肴”なんてのがあった。”酒と~”は先週も見て面白かったので今回も拝見。隠居不良老人・坂崎重盛さんと相手役の山崎樹範さんがイイ味を出している。山崎さんが酔っぱらっていくさまを「色っぽくていいねぇー。あなたはこの番組にでた事で別のファンが増えたんじゃないの」と茶化す重盛さんのコメントも絶妙。昨夜のゲストは芸人のほっしゃん。共通項がなさそうなのに段々と盛り上がっていく様子も良かった。前回ゲストの高橋源一郎さんとタイプが異なるがそれなりに楽しめた。山崎樹範さんは今までも時々俳優で、或いはナレーターで知ってはいたが全く興味が持てなかった。本音を語っている(?)姿は人間らしさが出ていてなかなかいいぞ。粋な不良老人、重盛さんの言葉そのままに彼のファンになっているのかも。それに反して”ふらり旅~”は太田和彦さんひとりの番組のせいかつまらない。話しも至極当たり前だし、見た目も地味。教養がありひとり語りも充分なので抜擢されたのだろう。でも、硬くて面白くない。悪い人ではないから否定しては申し訳ない気もするが、視聴者の感想だから仕方がない。隔週で別人の酒飲みを歩かせてはいかがでしょう。無理な願いか。
福岡県筑後市のリサイクルショップでの従業員行方不明事件、神奈川県中井町の79歳妻が同い年の夫を撲殺した事件、足立区で数年前に次男を殺害だか育児放棄後に死亡した事件。連日、殺人・暴行事件が報道されたまらない思い。しかも以前は殺人と言えば加害者の殆どが男性だった。古くは阿部定や新しいところでは和歌山カレー事件や結婚詐欺殺人などがあるが、大抵の悪人は男。なのに最近は男女の差がなくなってきた様に思える。無差別殺人やストーカー事件は今のところは男の加害者が圧倒的か。今日耳にしたニュースの多くが女性が関わる事件だったのでショックが大きい。特に気になったのが40年近く前に夫が会社を辞めた理由の女性問題についての恨みからの暴行殺人事件。40年も恨みを抱えていたのも凄いしそれを晴らしたのも酷い。他に生き方は無かったのかとも思うが無かったから今があるのだろうな。ウン十年も夫婦だったのに哀し過ぎる結末。