リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年6月9日 林隆三

2014-06-09 18:25:44 | Weblog
 先日の蟹江敬三さんに続いてまたひとり、渋い役者が亡くなった。70歳の年齢を思えば不思議はないのだが、自分が幼かった頃にテレビで見て大人の魅力(?)を教えてくれた人たちが亡くなっていくのはなんとも寂しい。死は必ずおとずれるのだからビクビクしていても始まらない、のもこちらもエエ年になり理解もしている。だけどー。やっぱり寂しいよ。昨夜も古い映画を観ていて、続々と懐かしい役者が登場。その多くは蟹江さんや林さん以上に年齢が上の方々ばかりだったので、他界している人が殆ど。皆、風格があり今の、のっぺりした俳優たちとは一味もふた味も違う。ある程度の年齢を迎えたら顔に責任を持て、と言われたが今時はそんな事は言わないのかな? 内面からあふれ出る知性とやらはやはり表面に出る。自分自身を鏡で見るのも辛い作業だが、時にはきちんと自分にも向き合わないとな。悪口ばかりを言っていたらきっととんでもない意地悪顔になる。話がそれた。林隆三さんのご冥福をお祈りします。合掌。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする