劇的な勝利。凄いぞ、岩清水! 押せ押せで頑張っている感のあったなでしこチーム。なのに決定打が打てないままに延長戦。しかも最後の最後での勝利。澤、宮間、川澄、阪口そして岩清水。前回のW杯で活躍した選手たちがそのまま頑張っていて、それはそれでいいけれどそれだけじゃ駄目。25日には韓国かオーストラリアとの決勝戦。どちらも今夜の中国以上の強敵だろう。今夜の戦いぶりでは危ない。彼女らに何が足りないのかド素人の私には確かなところは分からないが、それでもFWの決定力不足なのは目に余る。高瀬、吉良、途中交代した木龍などにはしっかりとした戦いをして欲しい。女子でありながらあれだけの運動量をこなすのは並大抵ではないのは承知の上。悔いの無い試合を望む。
連勝はいつか止まる。それは分かりきっていた。それにしてもよくここまで勝ち進んだ。打たれないのが不思議ではあったけど、遂にこの日が来たか。なーんて言うともうお終いみたいだね、これは失礼。まだまだこれからの若者に対してかける言葉ではないな。今のヤンキースにはエースと呼べる人がいない。だから連勝のマー君に皆が期待を寄せてしまっていた。勿論期待されるのは本人にとっても気持ちの良いものでだからこその活躍だったのだろう。しかしなー。味方の援護が欲しいよね。楽天の星野監督が彼を労わるように「打者が活躍せねば~」と言っていた。そのとおり。次は必ず、投打がかみ合った(こんな表現をすると高校野球みたい)良い試合を頼みます!
体調不良により全ての日本公演が中止になった。17日と18日の国立競技場での公演が無くなった時にもファンの落胆振りは凄かった。都内からならともかく、遠くから飛行機や新幹線でやって来た人も大勢いたのだろうから大変だ。交通費に宿泊代などどれだけの出費なのか。それを出しても惜しくは無いと思う人たちだからなんて事は無いのかも知れないが、しかし演奏を聴けないとなると惜しい気分にもなるだろう。明日の武道館にしても多くの音楽関係者たちも駆けつけるつもりでいただろうから、彼らにとっても気の毒な話。ポールは71歳。その年で海外ツアーを企画出来る元気さには驚かされたが、やはり疲れが出たのでしょうね。当たり前って言えば当たり前。年齢に関係なく、転がり続けている永遠の異端児たち”ローリング・ストーンズ”なんてバンドもある。彼らはほんと、タフだね。ポールの体調回復を祈ります。
竹中直人主演のおっさんバンドの話。一言で言うとそうなるがこれに不治の病や母親の介護、仕事の行き詰まり、娘の結婚などが絡み、盛りだくさんの内容。竹中直人、宅麻伸、段田安則、斉藤暁、(それにしてもこの人選は渋くていいね)そして何故か稲垣潤一が加わっての青春時代懐かしのバンド再結成。ドラマー本職の稲垣さんはともかく、他のメンバーも自力で演奏していたのだから皆さん、器用ですね。ボーカルの竹中さんの歌は賛否が分かれるところか。元々嫌いではなかったので楽しみに聞いたが、ネットに書き込みがあったように聞いていられる歌唱力ではなかった。そこが残念。映画全体としては竹中さんでしか演じられない小芝居もあって面白かったけど。見直したのが宅麻伸さん。仏頂面で嫌らしいオヤジだったのが、病気を通して疎遠になっていた息子と最後に心通わせる場面はなんか、良かった。今までも何度か彼のドラマを見たがいつも温かみが感じられず、嫌な人と思っていたがこれを観て印象が変わった。気が小さく、なよなよ系の段田さんと時にカッとなりだからってそれを押し通す男らしさはない小心者を上手く演じる斉藤暁さん。この4人だから(稲垣さんは別物)いい感じで仕上がった映画。宅麻さんの元妻が稲垣さんの元妻役で出ていた(当時はまだ宅麻さんと結婚していた? のかな)ところも意外性があって笑えた。派手さはないがこじんまりとした観て良かった、と思わせてくれる作品だった。女性監督、頑張っているなー。応援してまっせ。
我が子たちが運動会に参加する時期はとっくの昔に終わった。なので地域の学校に出向く機会も選挙の投票の時くらい。しかし、今日は町会と学校が合同で運動会を開くとかで、朝早くから行事に参加。五月晴れのすがすがしい青空の下、入場行進をし、校長先生や区長、地元議員たちの挨拶を聞いて体をほぐす為のラジオ体操。地元の参加者は高齢者が多い。それでも皆、元気にラジオ体操をしていた。骨量が減って皆一様に小さい体。縮んでも元気なのだから素晴らしい。入場行進の人数揃えの為に参加したので、それを終えただけで帰って来た。天気が良いから暑かった。あの中でこれから競技を行うのだから若いって凄い! しばらく前に叔母や母、或いは高齢者たちが口にしていた言葉、「若い人と接していると元気をもらう」を身にしみて感じた。それだけこちらも年をとったって事。情けないけどこれが現実。