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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年5月7日 妻夫木聡

2014-05-07 18:42:24 | Weblog
 昨夜BSで放送された映画”悪人”。劇場でも観たが数年ぶりに再度観賞。殺しの場面は嫌いだし被害者の家族達の辛い気持ちを思うと観たくない場面もあった。だいたい主人公をはじめ、出演者たちほぼ全員が暗い表情。そんな映画も珍しいのでは? チャラけた似非加害者役の岡田将生くんだけが笑っていた場面があったか。それぞれがいい感じて役を演じてはいたのだが。妻夫木くんと言うと、どーしてもデビュー作"ウォーターボーイズ”のちょっとかっこ悪いところがあるけど憎めない可愛い子のイメージが抜けない。(勝手に私が思っているだけですが)だからこの悪人の主人公をどう演じるのか、公開当時興味があった。親も友達も恋人もいなくて、あるのは祖父母の介護とつまらない日常。あんな生活をしていたら気がおかしくなっても不思議ではないよーな。だからって犯罪者になっていい訳はないが、そこらを原作者の吉田修一さんは上手くついていたと思う。妻夫木くんにとってあれは20代最後の作品。学生服姿が何時までも似合っていて20代の半ばまでは高校生役を難なくこなしていたが、既に30代になりちよっと大人な役も出来るようになった。最近はドラマよりも映画出演が多いような。更なる活躍を密かに祈っています。