リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年1月18日 拝啓、父上様。

2007-01-18 23:24:04 | Weblog
 倉本聰さんのドラマが面白い。今更、っ手感じの作品ではあるのにしっかりはまっている。30年前の青っ白かったショーケンの時よりも身近に感じられるし。この違いは何なのかしら。自分でも良くは分からないけれど、いろんな事が年と共に分かって来ちゃったからかな。これは喜ぶべき事なのでしょうか。今夜のテーマは大女将の大事な旦那さんが亡くなり、その時の家族の在り方について。その中に、妾の大女将は葬儀に駆けつける事も出来ず、遠くから最後の別れをするシーンがあった。ここが何とも言えず、良かった。人を愛するってこう言う事だ、っと改めて教わった気がする。そして私にはこんな思いを持った事があるだろうか、と自問させられた。何でもない場面なのに今までの我が身を反省させられた思いだった。

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