雑誌の記事に「笑芸論」が載っていて興味を持ち書店で購入。話し方と同じように高田さんの言葉がポンポン飛び出て飽きない。こう言ったら失礼だが、ギョロ目が苦手で高田さんへの好感度は低かった。人は見かけではないのは承知しているが、苦手なものは苦手。表に出るよりは裏方での才能発揮がいい。だけどこの本は別。もっとも本は裏方作業のひとつなのだからやはりここでの才能は存分に発揮されているし好感度が一気に上がった。だからってあちらからすれば、なんだいそれがって話。映画監督の故森田芳光さんとは大学の先輩後輩の間柄で、森田さんが落研に入りたくても入れなかった過去の思い出話は面白かった。急逝されたので、きちんとしたお別れもなかったようで高田さんはかなりショックを受けられたよう。後輩を亡くすのはどんな状況であっても心が打ちひしがれる思いだろう。彼自身も不整脈で突然倒れ、心肺停止が8時間にも及んだ経験者。その経験があればこその言葉もあるようで、読み進むのは楽しいが終わってしまうのが悲しい気も少しする。
最新コメント
- どるみ/2014年10月11日 映画・ふしぎな岬の物語
- トンちゃん/2014年2月4日 楽に生きる若者たち
- Cormier/2013年5月3日 言葉の暴力
- noga/2013年1月22日 埼玉県教職員早期退職
- z/2013年1月25日 アルジェリア人質事件
- ダイスケ/2013年1月11日 飲食店の店員
- 村石太あ&コピーレディ/2013年1月5日 邦画
- noga/2012年12月19日 田中角栄とその娘
- http://plaza.rakuten.co.jp/gfrredk/2009年12月30日 年の瀬
- 11/14(水)・15(木) 人権委員会設置法案絶対阻止!緊急連続国民行動/2012年11月12日 年内解散・総選挙
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo