リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2016年4月14日 映画・悪魔の手毬歌

2016-04-14 18:15:47 | Weblog
 一昨日に引き続いて、昨夜もBSで昔懐かしい(?)1977年東宝製作の横溝正史原作映画を放送していた。薄気味悪くいかにも日本映画の雰囲気が満載。おどろおどろしたあの空気は何なのだろう。当時はヒットしていたように記憶しているが、誰が観ていたのか。こども? にしては気持ちの悪い場面もあるし。親子で鑑賞するには耐えがたい気もするし。カップルがキャーキャー言いながら楽しんでいたのか。どちらにしても内容も一昨日の”衝動殺人 息子よ”と比較すると大したことはない。娯楽映画だからこんなものか。ただ、そこに出ていた役者たちの魂の演技(?)には圧倒された。若山富三郎さん、加藤武さん、石坂浩二さん、草笛光子さんなど演技派揃い。中でも岸恵子さんの美しい事。本当に綺麗。これこそ映画スター。女優も綺麗な人は増えたが、品のある綺麗さが感じられる人は少なくなったなを実感。これも時代の流れ、ってやつですか。寂しい話しじゃ。

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