３５度以上の高温の中、神宮球場にはたくさんの高校野球ファンが訪れていると言う。そこまでの元気も意欲もないのでテレビ観戦中。４対０で早実を大きくリードしていた東海大菅生。途中からは素人が見ても東海大菅生のピッチャーの球が良くないのは分かった。なのに交代させない監督。何を考えているんだー、と誰もが思っただろう。早実に勝たせたのか、とさえ思った。もっとも８回、逆転される少し前に変わったピッチャーの出来も悪い。交代の時期については勝敗を左右する、と言われる。本来なら交代要員ピッチャーがもっと早く準備を整えていて早く変わっていたかったのだろうが、出来ない理由があったか。やはり高校野球の勝敗は（これはプロでも同じかも知れないが）打たれない投手をどれだけ揃えているかで決まるのだな、と改めて感じた。決勝戦でこんな試合をしたら、一生悔いが残るだろうな。東海大菅生の選手はもちろん、関係者も気の毒だ。