昨夜は故・大原麗子さんがマドンナ役の1978年の作品をテレビで鑑賞。寅さん、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長、御前様、そしてマドンナまでが故人となっていてそれだけでも歴史を感じる。時代背景や当時の東京・墨田区役所なども出てきて何ともいえない味わいがあった。そんなものに感動するなんて我が身も年老いたものだと実感。そこは悲しい。何度も拝見している寅さん映画。全くそれには興味の無い私のダンナには「この映画って何が良くてそこまで作ったのかな」と冷めた一言を言われる。? と考えた。確かに内容は毎度お馴染みで見ている人たちには途中から見てもストーリーは分かる明解さ。はっきり言えばストーリーなんてあってないようなもの。懐かしいふるさとに寅さんが帰る。暖かく迎えるのものの数時間後にはドタバタのやり合い。飛び出す寅。旅先で新しい恋に出会うか、再び戻って来たとらやで新たな美女に恋するか。そして決まりきった失恋ー旅に出る。暖かく見送るとらやの面々。この繰り返し。なのに何故か魅かれてまた寅さんに会いにスクリーンを覗いてしまう。昨夜見ていて感じたのは女たちの優しさ。特に妹・さくら。彼女の優しさに包まれたくておっさんたち(寅さんファンの)は映画館に通ったのでは? 寅さんの馬鹿馬鹿しさはもちろん大いなる魅力だけどそれ以上のものをさくらは持っているように思うけどな、違う?
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