この季節ならではのものなのでしょうがないのは分かっている。でもーっと遂言いたくなる。電車内、エレベーター内、バスの中。所構わずその匂いは鼻をつく。男女共にある程度の年齢を重ねると出てくる加齢臭。汗を小まめに拭き取ったり、シャワーを浴びて体を清潔に保ったり、衣服を常に綺麗なものを着るように心掛けたりとそれを少しでも発しないように気をつけることは出来るはず。ところがそんなものはお構いなしの人たちもあちこちにいる。だからこのところの狭い空間では大変つらい状況に時々陥らせれる。以前はさほど気にならなかった匂いが今年の夏はひどく気になる。若い娘じゃないのだからそのくらい我慢しなきゃと心のどこかでは思うのだが体が受け付けない。その類のオヤジや爺さんがそばに来ると逃げ出したくなるのだ。やや敏感過ぎる自分が怖い。