リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2012年2月21日 山口県光市・母子殺害事件

2012-02-21 20:04:36 | Weblog
 差し戻し後の上告審で棄却された今回の事件。犯行時は18歳の少年だった被告が死刑の判決を受けた。結果については非難する声も聞かれるが、妥当な判決じゃないかと思う。当時の被告人の環境などから情状されるべきところはあるのでしょうけど、それを引いても赤ん坊まで殺すことはなかった。犯行がばれるのではないか、とあったけど1歳に満たない乳児がどうやって証言すると言うのか。ちゃんと考えてからものを言えと言いたいし自分勝手な犯行は明らか。状況判断能力が著しく劣っている犯人ではなかったから遺族は少しは救われたのでは? 裁判の度に母娘の遺影を抱いて現れたダンナの姿が思い出された。昨日の判決後のダンナの話。「勝者なんていない。犯罪が起こった時点でみんな敗者なんだと思う」この言葉は的を得ているな、と感心させられた。事件から13年を経た。18歳から30歳になった被告人は何を思うのか?

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