ここまで来たか、とまず思った。何についての話しかというと企業が求める新入社員の素質の問題。東大が秋入学を検討中とのことで、官公庁の採用時期も同じく検討中。そこに持ってきて新入社員は春に入社しなくてもいいんじゃない? と考え出した企業が出てきたってことなのかな。極端なところでは就職活動を大学1年生や外国人にも門戸を広げつつあるとか。実際に会社訪問をしていたスーツ姿の黒人系外国人の姿もニュース映像にはあった。採用側の談話では「そうすることで様々な考え方を持つ人材が集まり、会社の向上につながると思う」そうで。これはかなり昔、企業が有名大学生にしか就職試験を受ける資格を与えなかった為に勉強はできても、発想力に乏しい人材しか集まらず難儀したことを思い出させた。結果、大学名にはこだわらずに採用試験を行うようになり無名大生も大企業に入社する機会を得た。ところが最近はそこにも行き詰まりを感じ、この際海外から新しい風(?)を吹き込もうとしているだろう。ゆとり世代の新入社員の全てがNGとは言わないが、新風はなかなか吹きそうにない。けれど、このまま行けば海外組にしてやられそうで大丈夫? と心配になるがそれはそれでいいのかな。こちらが案じることではないわな。
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