リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2011年1月6日 中学生と語る“癌”

2011-01-06 19:47:06 | Weblog
 杉並区立和田中学校でジャーナリストの田原聡一朗さんと、3年生の生徒が“癌”について語り合った。大事な話しなのに今までは中学生が命にかかわる癌について考え、口に出すことなんてなかった。それに驚いたのはきちんと対応して自分の答えを出せる生徒たちの潔さ。特に女子生徒。「仮に癌になったとしたら隠さずにきちんと話して欲しい」「(自分の事を)よく知らない人(これは医者の事を指すと思われる)から聞かされるよりは親から聞きたい」「それは病気なのだから隠しても仕方がない。隠すよりもこれからどうしたらいいかを考えるべき」などと活発な意見交換がなされていた。凄い! 自分が15の頃なんてどうだったか? 14,5歳だからこその答えなのか。妙に年をとって死を恐れる年齢になったからいいアイディアが浮かばないのか。いやー教えられた、中学生に。それにしても区立和田中って毎回進歩的な試みをする学校だけどこれは何故? こんな中学校ならもう一度通ってみたいと思わせられた。同感のおっさん、おばさんが大勢いるのではないのかしら? 同じ様なことがどうして他校ではできないのか。同じ区立なのになぁ。おかしくない?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする