死刑か、無罪かで揺れた鹿児島の裁判員裁判。証拠不十分で無罪判決に。それにしてもこれでは無罪となった被告人のみが報われてそれ以外の人たちにとっては後味の悪いものになったのでは? 被害者ふたりももちろん、遺族たちには居た堪れない時間だけが流れそして出された結論。これでは納得がいかなくて当然。裁判に関わった人々もどれだけ苦悩したか。大変な思いだったのは間違いないでしょう。「疑わしきは被告人の利益に」とは誰の言葉なの? 刑事裁判の鉄則と言われても直ぐにはうなずけない。現場で見つかった被告人の指紋は何だったのか。現場の鑑識活動が不十分だったとか指紋採取の様子を撮影しておくべきだったなどと素人目にも? と思えるような事実が明らかに。現場から指紋が出てDNAも一致。なのに立証ができなかったからとこの結果、ですか? おかしくないのそれって。「疑わしきは罰せず」を全面否定する気はないがどうしても冤罪事件には? が付きまとう。
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