山田太一さんもかなりご高齢になった。でも頑張っていらっしゃる。で、今回のドラマ。これが最後の連続物となるらしいが期待して昨夜、第1回を見た。相変らずの独特のセリフ回しは健在。昔見て夢中になった“ふぞろいの林檎たち”や”岸辺のアルバム”を懐かしく思い出したりして。って何時のドラマだよ。私も古い人間です。さて今度のお話はまさにありふれた感じの内容っぽいが、結構引き込まれた。出てくる役者も揃えましたねぇ、といった顔ぶれだし。特に良いのが加瀬亮くん。この存在感のなさがいいのよね。この役にもぴったりって感じで。以前の小倉一郎さんを思わせる。逆にこれはいかん、と改めて分かったのは仲間由紀恵さん。この人は何をやっても下手だねぇ。綺麗だから黙って佇んでいるだけなら良いのにね。あの人がセリフを言うとそれで芝居が止まる。何とかならんのか。他に相応しい女優はおらんかったのか。折角の太一ドラマなのにな。そこが悔やまれます。今後の展開を楽しみにしておきますが。