やっと読み終わりましたよ”犯人に告ぐ”。映画の方はどうなの? ヒット作なのでしょうか。こちらはやっとって感じで読み終わったのだけれど。ただラストの部分のみ少し面白かったかな。でもそれは内容そのものが、ではなくて推理もの特有の事件を解決して行く過程にこそその面白みがあるって事のたぐいだからね。そんな面白さだったし。次もこの人の作品を読みたいかと聞かれたら答えはノー。つまらんよ、正直。なんでこれがそんなにももてはやされたのか理解出来ない。確か何とか賞もとっているんでしょう? わからんなぁ。時々素人目にもこれはないんじゃないの、と言いたくなる表現もあった。何だってこのまま本になったのか、編集者はどんな感覚の持ち主なのか。そんな事も疑いたくなったりして。まあ、私は単なる一読者ですから彼の作品から離れれば済む話だけれどね。こんなものにくっ付いているファンがたくさんいるという事実が認められん!