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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2007年9月9日 天国と地獄

2007-09-09 12:46:24 | Weblog
 黒澤明監督作品で知られる「天国と地獄」。鶴橋康夫氏が新たに作ったものを昨夜見た。映像と音楽は好印象。気になったのは、役者達の役割。主役の佐藤浩市も犯人役・妻夫木聡も頑張っていたとは思う。違和感はなかったし、見る側を引き付けていた。そこは良い。けど、何だかひっかかるものがあった。それが何だったのか分からない。刑事達を率いる、阿部寛も立派だったし。よーく考えると、後半犯人を追い詰めるシーンでやたらに刑事が出まくっていた事か。あんなに近くでどばっと追跡していたら普通気づくでしょうが。そこをそうはさせないで終わりにしたあたりに納得出来ない部分があるのかな。原作を読んでいないし、元の映画もちゃんと見た事がない。その為に比較の仕様がないけれど、実際にはどうだったのでしょうね。比べたところで何の意味があるのかって話にもなるのでしょうけれど・・・・。通常流されている安っぽい2時間ドラマよりは数段上を行っていたって事だけは確か。そんなところでしょうか。