百年の歴史を持つ北大の学生寮の内部をTVで見た。一言で表すと大変汚い。よくぞ今のこのやたらに綺麗好き、潔癖症とでも言えそうな若者達が住んでいるなあ、と驚かされた。外観はさほど古そうではない。どちらかと言えば綺麗。なのに何なのあの中身は。居間と呼ばれる空間はゴミダメみたいだったし、寝室もマットレスがシーツもなくはだかでバーンと転がっている様な代物。あんな所には私なら住めない。食事は班ごとに自炊。これまた鍋、釜、調理器具、食器全て不衛生に見えた。ばっちいよ、あれは。食中毒に良くならないものだ。ところで学生諸君は時代にマッチした感じでやはり覇気が感じられない人多し。中には応援団で声を張り上げ、頑張っている風の子もいたけれど、なーんとなく違う。「バンカラの校風」云々を語られていたがそもそもバンカラそのものを理解して言っていたのか。怪しい。頭脳明晰かも知れないがそれだけじゃね。人間的な魅力。それをどれだけ持っているか。そっちの方が大事なんじゃないの? どうしたらそれを身に付けられるのか。難しい問題だよね。私も知りたい。