２００７年８月１１日 「北の国から」への旅

　それにしても暑かった！　もう少し涼しさを期待して出かけた北海道への旅。朝の２時半起きをして十勝岳を目指した。泊まったホテルが遠い所だったので早朝に起きたものの登山開始は５時半頃。最初はだらだらとした登り坂が続きなんて事のない道。途中から待ってましたと言いたいくらいのどでかい岩がごろごろ。ダンナと違ってコンパスが短い私は登るのに一苦労。もっとも彼は決して長足ではない。謙遜でなくマジで。なのに歩いてみると、やはり男と女の違いがあるようでして。ぐいっと足を伸ばしても届かない事がある。悲しいけれど。天気には恵まれず霧の中を進む。３時間半ほど登って西富良野岳の頂上に立つ。風が強く立っているのも困難。その先に十勝岳があるのだが、無理して行くのも危険なのでそこで登山は終了。ひざをカクカクさせつつ下山。下り終えたのは１３時頃。お疲れさんでした。すでに眠い。ホテルには早めに帰った。食事もＢＥＥＲもふらのワインもとても美味しかった。登山が今回の旅の大きな目的だったけれど（ダンナとしては、ね）疲れがどっと出たこちらとしては天気に助けらた。旭岳にも登る予定だったが登る前から雲が立ち込め視界は最悪。そこで下から眺めるだけで終了。あとはのん気な観光旅行となった。大人気と評判の旭山動物園、黒板五郎さんの麓郷の森などせっかくだからとドライブがてら行って来ました。旭山の神がかり的な人気ぶりには驚かされた。老若男女ごった煮状態。あれは何だ？　私らもそこに混ざっていたのだけれどびっくり。炎天下に赤ん坊連れで長時間並ぶほどのものかなぁと疑問に思った。こちらはもちろん長蛇の列にはまるで並ばず。適当に流して歩いた。東山動物園から送られたキリン「マリモ」が一頭で寂しそうにたたずんでいた姿が印象に残った。