リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2006年6月3日 青山真治監督

2006-06-03 21:15:02 | Weblog
 「レイクサイドマーダーケース」をテレビで鑑賞。公開時に見過ごしていたので、興味深く見た。出演者は皆、芸達者。安心して見ていられる。ただ、柄本明がやたらにしゃべりまくる感じが気になった。が、彼のせいじゃない。シナリオの問題か。全体的には面白く見た。しっかしなぁ、子どもが犯したらしい罪を親達が一丸となって隠す。隠し通そうとするあの精神異常ぶりはどうなんだろう。そここそが監督の描きたかった部分なのか。ヘンでしょう、どう考えたって。我が子が間違った事をしでかしたら即、改めさせる。それが、親でしょうが。悪事を隠してどうするのか。いくら受験がからんでいるとしてもそんな事が何なのか、と。親の毅然とした態度、これこそが今、求められているのか。だとしたら、空しくなる。日本人のレベルってそこまで落ちちゃったのかい。知らんかった。悲しいなぁ、しっかりしてくれよおとっつぁん、おっかさん。我が身も静かに振り返っとこっと。

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