今年のJRAは降雪の影響をもろに受けています。その余波は昨日の第35回佐賀記念にも波及。JRAの代替開催が行われることになったため,騎乗予定であった2名の騎手が,地元の騎手に騎乗変更となりました。
好発はマコトスパルビエロ。ミツアキタービンが先手を主張したのでこちらを先に行かせて外の2番手。一旦は後ろが少し離れたのですが,1周目の正面でペースダウン。キクノアローがマコトスパルビエロのすぐ横まで上がってきて,マコトスパルビエロが先頭に出ましたが,コーナーワークでミツアキタービンも譲らず。結局,向正面に入ってから,マコトスパルビエロが先頭に。ミツアキタービン,キクノアローは後退。外からよい手応えで上がってきたのはチャンストウライで,3コーナー過ぎでマコトスパルビエロに並び掛けると,直線では鮮やかに抜け出し,レコードタイムで快勝。遅れて追ってきたクーリンガーが直線でマコトスパルビエロを競り落として2着。マコトスパルビエロは3着でした。
優勝したチャンストウライは,昨年11月に名古屋に遠征した東海菊花賞以来の勝利で,重賞は初制覇。一昨年の兵庫ダービーの勝ち馬で,兵庫のナンバーワン。昨年の帝王賞で4着に入っているほどですから,力はここで勝っても不思議ないですが,こんなに鮮やかに勝てるとは思いませんでした。今日はややメンバーに恵まれましたが,今後も全国区で活躍できるでしょうし,相手関係によってはさらに重賞を制覇することも可能であると思います。
明日は棋王戦五番勝負の第一局。佐藤康光棋王に羽生善治二冠が挑戦。佐藤棋王にとって羽生二冠は最も苦手な相手。佐藤棋王の43勝に対して羽生二冠が85勝。最強の挑戦者といえるでしょう。
次に,第一部公理六で真の観念idea veraが観念されたものideatumと一致するといわれる場合には,具体的にどういうことを意味しているのか,つまり観念と観念されたものの何が一致するのかということを考えてみます。
これには二通りの考え方ができると僕は思っています。ひとつは,観念されたものが形相的なもの,すなわち思惟の様態cogitandi modi以外のあるものと仮定しますと,この場合,観念と観念されたものは実在的に区別されます。いい換えれば,属性attributumが異なります。しかしその属性の相違を排除する限りで,各々の本性naturaが一致するという考え方です。たとえば形相的にformaliter三角形があるとき,つまり物体corpusとしての三角形があるとき,この三角形の内角の和は180度で,これは三角形の本性に属します。そこでもしもある知性intellectusのうちに三角形の真の観念があるならば,この観念された三角形の内角の和はやはり180度でなければなりません。これはそれ自体で自明でしょう。よってその内角の和が180度であるという点において,三角形の真の観念と三角形は一致します。これは三角形の本性に属するわけですから,この場合は,真の観念と観念されたものは,たとえその属性に相違があるとしても,本性が一致するという意味になります。
このことは,第二部定義二に訴えればさらに理解しやすいでしょう。すなわち,三角形という物体は,内角の和が180度であることなしに存在することができませんが,内角の和が180度である図形は三角形なしには存在できません。同様に,三角形の観念は内角の和が180度であるということなしには考えられませんが,内角の和が180度である図形の観念は,三角形の観念なしにはやはり考えることができないからです。
好発はマコトスパルビエロ。ミツアキタービンが先手を主張したのでこちらを先に行かせて外の2番手。一旦は後ろが少し離れたのですが,1周目の正面でペースダウン。キクノアローがマコトスパルビエロのすぐ横まで上がってきて,マコトスパルビエロが先頭に出ましたが,コーナーワークでミツアキタービンも譲らず。結局,向正面に入ってから,マコトスパルビエロが先頭に。ミツアキタービン,キクノアローは後退。外からよい手応えで上がってきたのはチャンストウライで,3コーナー過ぎでマコトスパルビエロに並び掛けると,直線では鮮やかに抜け出し,レコードタイムで快勝。遅れて追ってきたクーリンガーが直線でマコトスパルビエロを競り落として2着。マコトスパルビエロは3着でした。
優勝したチャンストウライは,昨年11月に名古屋に遠征した東海菊花賞以来の勝利で,重賞は初制覇。一昨年の兵庫ダービーの勝ち馬で,兵庫のナンバーワン。昨年の帝王賞で4着に入っているほどですから,力はここで勝っても不思議ないですが,こんなに鮮やかに勝てるとは思いませんでした。今日はややメンバーに恵まれましたが,今後も全国区で活躍できるでしょうし,相手関係によってはさらに重賞を制覇することも可能であると思います。
明日は棋王戦五番勝負の第一局。佐藤康光棋王に羽生善治二冠が挑戦。佐藤棋王にとって羽生二冠は最も苦手な相手。佐藤棋王の43勝に対して羽生二冠が85勝。最強の挑戦者といえるでしょう。
次に,第一部公理六で真の観念idea veraが観念されたものideatumと一致するといわれる場合には,具体的にどういうことを意味しているのか,つまり観念と観念されたものの何が一致するのかということを考えてみます。
これには二通りの考え方ができると僕は思っています。ひとつは,観念されたものが形相的なもの,すなわち思惟の様態cogitandi modi以外のあるものと仮定しますと,この場合,観念と観念されたものは実在的に区別されます。いい換えれば,属性attributumが異なります。しかしその属性の相違を排除する限りで,各々の本性naturaが一致するという考え方です。たとえば形相的にformaliter三角形があるとき,つまり物体corpusとしての三角形があるとき,この三角形の内角の和は180度で,これは三角形の本性に属します。そこでもしもある知性intellectusのうちに三角形の真の観念があるならば,この観念された三角形の内角の和はやはり180度でなければなりません。これはそれ自体で自明でしょう。よってその内角の和が180度であるという点において,三角形の真の観念と三角形は一致します。これは三角形の本性に属するわけですから,この場合は,真の観念と観念されたものは,たとえその属性に相違があるとしても,本性が一致するという意味になります。
このことは,第二部定義二に訴えればさらに理解しやすいでしょう。すなわち,三角形という物体は,内角の和が180度であることなしに存在することができませんが,内角の和が180度である図形は三角形なしには存在できません。同様に,三角形の観念は内角の和が180度であるということなしには考えられませんが,内角の和が180度である図形の観念は,三角形の観念なしにはやはり考えることができないからです。
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