昨日のブログにコメント頂きました。ブログは読んでもコメントは見ない人も多いと思うので,哲学に関係するレスはこちらでします。
神道は八百万の神で,スピノザは汎神論と説明されるので,確かに近似性があるのでしょう。一方で『エチカ』では,神Deusの存在existentiaが証明され(第一部定理一一),それは唯一であるとされ(第一部定理一四系一),その神は絶対に無限absolute infinitum(第一部定義六)なので,この点ではイスラムとも近似性があります。無限はイスラムの神(唯一神)の代名詞なので。
これから使用する『エチカ』は畠中尚志訳の岩波文庫版上下二巻。いずれはこのページのようにラテン語を学んで原文で読むというのが夢ですが,どうなりますことやら。
そのほかのスピノザの著作で言及する可能性があるのは『知性改善論Tractatus de Intellectus Emendatione』と『デカルトの哲学原理Renati des Cartes principiorum philosophiae pars Ⅰ,et Ⅱ, more geometrico demonstratae』。ただし後者については附録の「形而上学的思想Cogitata Metaphysica」のみになるでしょう。これらについても岩波文庫版を使用します。
神道は八百万の神で,スピノザは汎神論と説明されるので,確かに近似性があるのでしょう。一方で『エチカ』では,神Deusの存在existentiaが証明され(第一部定理一一),それは唯一であるとされ(第一部定理一四系一),その神は絶対に無限absolute infinitum(第一部定義六)なので,この点ではイスラムとも近似性があります。無限はイスラムの神(唯一神)の代名詞なので。
これから使用する『エチカ』は畠中尚志訳の岩波文庫版上下二巻。いずれはこのページのようにラテン語を学んで原文で読むというのが夢ですが,どうなりますことやら。
そのほかのスピノザの著作で言及する可能性があるのは『知性改善論Tractatus de Intellectus Emendatione』と『デカルトの哲学原理Renati des Cartes principiorum philosophiae pars Ⅰ,et Ⅱ, more geometrico demonstratae』。ただし後者については附録の「形而上学的思想Cogitata Metaphysica」のみになるでしょう。これらについても岩波文庫版を使用します。
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