第26回TCK女王盃。
発馬してすぐヴァレーデラルナが先頭に。2番手にグランブリッジで3番手にコスモポポラリタとプリティーチャンスで隊列が決まりかけましたが,外に出されたテリオスベルがぐんぐんと押し上げ,1コーナーで先頭に出ました。ここから3馬身から4馬身くらいのリードでテリオスベルが逃げる競馬に。2番手にヴァレーデラルナ,3番手にグランブリッジ,4番手にコスモポポラリタ,5番手にプリティーチャンスでこの4頭は集団。2馬身差でマルカンセンサー。1馬身半差の最後尾にナンヨーアイボリーという隊列。最初の800mは51秒2のスローペース。
3コーナーではテリオスベルのリードは2馬身ほど。ヴァレーデラルナは単独の2番手で3番手にコスモポポラリタとグランブリッジ。その後ろにプリティーチャンス。直線に入るとヴァレーデラルナがテリオスベルとの差を詰めていき,残り200m付近でテリオスベルを追い抜いて先頭に。それをマークするように追ってきたグランブリッジがさらに鋭い脚でヴァレーデラルナを差し切って優勝。ヴァレーデラルナが1馬身差で2着。大外を回ることになったプリティーチャンスが2馬身差で3着。
優勝したグランブリッジはブリーダーズゴールドカップ以来の勝利で重賞3勝目。昨秋のこの路線の結果から,4歳馬はレベルが高いと思われましたので,ここは勝ち馬と2着馬が中心。JBCレディスクラシックでは2着馬が勝っていましたが,そのときはグランブリッジには発馬の不利がありました。スローペースの瞬発力勝負になるとこちらの方に分があり,能力もこちらの方が上だとみていますが,絶対に逆転されないというほどの能力差があるというわけではないでしょう。母の父はダイワメジャー。ビューチフルドリーマー系ワールドハヤブサの分枝。4代母がJRA賞で1981年の最優秀2歳牝馬,1982年の最優秀3歳牝馬に選出されたビクトリアクラウン。
騎乗した川田将雅騎手は第24回,25回に続く三連覇でTCK女王盃3勝目。管理している新谷功一調教師はTCK女王盃初勝利。
僕たちの身体corpusは現実的に存在する個物res singularis,延長の属性Extensionis attributumの個物である物体corpusです。そして第二部定理一三によりその身体を観念対象ideatumとした観念ideaがその人間の精神mens humanaです。そうした身体や精神については,僕たちは十全に認識するcognoscereことができません。一方で,第二部定理八とか第二部定理八系については十全に理解するので,僕たちは僕たちの身体が神の延長の属性の中に包容される限りで存在するということを理解します。同様に僕たちの精神が神Deusの無限な観念が存在する限りにおいて存在するということを理解します。かつこの観念,つまり神の無限な観念が存在する限りにおいてのみ存在する僕たちの精神は,神のうちにあるとみられる観念ですから,それは第二部定理七系の意味によって十全な観念idea adaequataであるということも理解します。つまり,僕たちの身体の十全な観念が神のうちにはあるということを僕たちは理解します。そして第二部定理二〇により,この観念と同様の仕方で僕たちの精神の観念も神のうちに生じるのですから,僕たちの精神の十全な観念も神のうちにあるということも理解します。つまり僕たちは自分自身では十全に認識することができない観念,いい換えれば,僕たちのうちには混乱した観念idea inadaequataとしてしかないような観念の十全な観念が,神のうちにあるということを理解するのです。そしてこれらの観念は,神の無限な観念が存在する限りで存在する観念なのですから,永遠aeterunusから永遠にわたって存在する観念なので,存在することをやめない観念であるということもまた理解するのです。
現実的に存在する各々の人間の本性natura humanaを永遠の相species aeternitatisの下に表現するexprimere観念が神のうちにあるということは,スピノザが第五部定理二二で主張していることです。この定理Propositioでは人間の身体humanum corpusの本性といわれていて,人間の身体そのものの観念といわれているわけではありません。ただ,この定理でスピノザが,このまたはかの,といういい方をしているのは,各々の人間の本性を,たとえばこの人間とかの人間とでは異なる人間の身体の本性を示そうとしているからであり,すなわちこれは各々の人間の現実的本性actualis essentiaを示します。いい換えればそれは第三部定理七により各人のコナトゥスConatusです。
発馬してすぐヴァレーデラルナが先頭に。2番手にグランブリッジで3番手にコスモポポラリタとプリティーチャンスで隊列が決まりかけましたが,外に出されたテリオスベルがぐんぐんと押し上げ,1コーナーで先頭に出ました。ここから3馬身から4馬身くらいのリードでテリオスベルが逃げる競馬に。2番手にヴァレーデラルナ,3番手にグランブリッジ,4番手にコスモポポラリタ,5番手にプリティーチャンスでこの4頭は集団。2馬身差でマルカンセンサー。1馬身半差の最後尾にナンヨーアイボリーという隊列。最初の800mは51秒2のスローペース。
3コーナーではテリオスベルのリードは2馬身ほど。ヴァレーデラルナは単独の2番手で3番手にコスモポポラリタとグランブリッジ。その後ろにプリティーチャンス。直線に入るとヴァレーデラルナがテリオスベルとの差を詰めていき,残り200m付近でテリオスベルを追い抜いて先頭に。それをマークするように追ってきたグランブリッジがさらに鋭い脚でヴァレーデラルナを差し切って優勝。ヴァレーデラルナが1馬身差で2着。大外を回ることになったプリティーチャンスが2馬身差で3着。
優勝したグランブリッジはブリーダーズゴールドカップ以来の勝利で重賞3勝目。昨秋のこの路線の結果から,4歳馬はレベルが高いと思われましたので,ここは勝ち馬と2着馬が中心。JBCレディスクラシックでは2着馬が勝っていましたが,そのときはグランブリッジには発馬の不利がありました。スローペースの瞬発力勝負になるとこちらの方に分があり,能力もこちらの方が上だとみていますが,絶対に逆転されないというほどの能力差があるというわけではないでしょう。母の父はダイワメジャー。ビューチフルドリーマー系ワールドハヤブサの分枝。4代母がJRA賞で1981年の最優秀2歳牝馬,1982年の最優秀3歳牝馬に選出されたビクトリアクラウン。
騎乗した川田将雅騎手は第24回,25回に続く三連覇でTCK女王盃3勝目。管理している新谷功一調教師はTCK女王盃初勝利。
僕たちの身体corpusは現実的に存在する個物res singularis,延長の属性Extensionis attributumの個物である物体corpusです。そして第二部定理一三によりその身体を観念対象ideatumとした観念ideaがその人間の精神mens humanaです。そうした身体や精神については,僕たちは十全に認識するcognoscereことができません。一方で,第二部定理八とか第二部定理八系については十全に理解するので,僕たちは僕たちの身体が神の延長の属性の中に包容される限りで存在するということを理解します。同様に僕たちの精神が神Deusの無限な観念が存在する限りにおいて存在するということを理解します。かつこの観念,つまり神の無限な観念が存在する限りにおいてのみ存在する僕たちの精神は,神のうちにあるとみられる観念ですから,それは第二部定理七系の意味によって十全な観念idea adaequataであるということも理解します。つまり,僕たちの身体の十全な観念が神のうちにはあるということを僕たちは理解します。そして第二部定理二〇により,この観念と同様の仕方で僕たちの精神の観念も神のうちに生じるのですから,僕たちの精神の十全な観念も神のうちにあるということも理解します。つまり僕たちは自分自身では十全に認識することができない観念,いい換えれば,僕たちのうちには混乱した観念idea inadaequataとしてしかないような観念の十全な観念が,神のうちにあるということを理解するのです。そしてこれらの観念は,神の無限な観念が存在する限りで存在する観念なのですから,永遠aeterunusから永遠にわたって存在する観念なので,存在することをやめない観念であるということもまた理解するのです。
現実的に存在する各々の人間の本性natura humanaを永遠の相species aeternitatisの下に表現するexprimere観念が神のうちにあるということは,スピノザが第五部定理二二で主張していることです。この定理Propositioでは人間の身体humanum corpusの本性といわれていて,人間の身体そのものの観念といわれているわけではありません。ただ,この定理でスピノザが,このまたはかの,といういい方をしているのは,各々の人間の本性を,たとえばこの人間とかの人間とでは異なる人間の身体の本性を示そうとしているからであり,すなわちこれは各々の人間の現実的本性actualis essentiaを示します。いい換えればそれは第三部定理七により各人のコナトゥスConatusです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます