スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

プロレスキャリア&第二部定理一三

2006-05-19 23:11:13 | NOAH
 昨日の続きで今日はプロレスの話。
 僕がプロレスを見るようになったのは小学校の5年生のとき。新しいクラスにプロレスファンの友人がいて,これが直接的なきっかけになりました。ちょうど初代タイガーマスク(佐山聡)がデビューした直後。僕は彼のデビューは知りませんが,田園コロシアムのスタン・ハンセンとアンドレ・ザ・ジャイアントの試合はテレビでですが見ていますので,このあたりがキャリアの始まりになります。
 当時はプロレスブームといえる時期で,その中心は新日本プロレスでしたが,僕はかなり早い段階で全日本にシフトしています。実際,当時の僕が好きだったのはリック・フレアーやドリー・ファンク・ジュニアでした。子どもにしてはえらく渋いと今では思いますが,今もダグ・ウイリアムスとかちょっと好きだったりして,あんまり好みは変っていないかもしれません。僕はそれ以来ずっとプロレスを見ていますが(とはいえ,今はほぼNOAHだけですけど)これは,比較的早い段階で,全日本のファンになったことが影響しているかもしれません。当時の新日本のファンは,今ではプロレスは見ていないか,見ていても空白の時期がある人が多いようです。

 明日から競輪は宇都宮記念。23日が決勝です。

 第二部定理一三の備考Scholiumがテーマですから,第二部定理一三は把握しておかなければなりません。
 「人間精神を構成する観念(idea, humanam Mentem constitutens)の対象は身体である。あるいは現実に存在するある延長の様態である,そしてそれ以外の何ものでもない」。
 定理Propositioの意味は簡単で,要するに人間の精神mens humanaは人間の(自分の)身体corpusの観念ideaであり,そしてほかのものの観念ではないということです。前回のテーマではこれは無条件に前提していましたが,ここでは一応はこの定理についても証明することにします。ただし,この定理のスピノザの証明Demonstratioには,前のテーマで扱った疑問と同じ種類の問題が発生していますので,ここでは,ここで扱うテーマには問題が発生しないような仕方で,僕自身の方法によって証明することにします。
コメント
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